FANDOM


キャプテン・ファルコンCaptain Falcon)は、任天堂のコンピュータゲーム『F-ZERO』シリーズ及びテレビアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』に登場する架空のキャラクター。

概要 編集

『F-ZERO』シリーズの主人公。超高速マシンレース「F-ZERO」のレーサーであり、パイロットとしての腕は超一流で、凄腕のバウンティハンター(賞金稼ぎ)としても有名とされている。

年齢は37歳(『F-ZERO GX』時点)。その名声や知名度に対し、経歴はポートタウン出身ということしか分かっていない。性格は寡黙だとされているが、後述のようにアニメ版のおまけコーナーや『F-ZERO GX』のムービー、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズではコメディ要素が加味されてギャグメーカーとなっている。『F-ZERO X』では一人称は「私」だったが、『F-ZERO GX』では「オレ」に変わっている。

かなり筋肉質の体格で、その身体に張り付いたようなアメリカン・コミックスのヒーローを思わせる(アメコミ風のデザインは『F-ZERO』全体に共通する要素である)デザインのボディスーツを着ている。シンボルマークであるハヤブサ(ファルコン)をあしらったエンブレムが額部に付き、目元を隠すバイザーの付いたジェット形のヘルメットを着用している。バイザー部分には『F-ZERO X』から目の模様が追加されている。ヘルメットを外すと左目に傷が確認できるが、原因は明かされていない(アニメ版でも確認でき、相当に格好悪い理由でできた傷であるということが「バートのF-ZERO教室」最終回で間接的に触れられている)。

『F-ZERO X』ではマスタークラス優勝後にヘルメットを脱いで素顔を見せる(素顔はバートと酷似している)と共に引退宣言をするものの、『F-ZERO GX』ではまだ現役を続けることを明らかにしている。『F-ZERO GX』では最終話でヘルメットを脱ぎどこかへ去るが、引退したのかは不明。(上記のように一人称が異なっているため、同一人物ではない可能性もあるが不明)

北米版のみの設定では、フルネームが「キャプテン・ダグラス・J・ファルコン」(Captain Douglas Jay Falcon)とされている。後述のようにアニメ版ではこれとは異なるフルネームと、アニメ版オリジナルの生い立ちが与えられている。

人物 編集

『F-ZERO』本編(ゲーム版) 編集

取扱説明書においてキャラクターの詳細が記載されているが、ゲーム画面上には一切登場しない。

『F-ZERO GX』 編集

担当声優はエリック・ケルソー。

ブラックシャドーが出場すると聞き、自らの秘密基地で特訓を重ねるのち(第1話)、ファルコンは賞金首を追って惑星レッドキャニオンに赴く。しかし寸でのところでサムライ・ゴローに邪魔され賞金首を逃がしてしまう(第2話)。

気晴らしにバーに寄ると、そこで老パイロットのシルバー・ニールセンに賭けレースに出るよう頼まれ、キャプテン・ファミコンという名前で半ば強引にレースに出ることとなった。そしてファルコンは見事優勝。大量の賞金をニールセンから貰い受け取ろうとしたが、テレビでブラックシャドーが暴れているというニュースを聞き、賞金を受け取らず発電所へ急行した(第3話)。

発電所へと急ぐ中、マイケル・チェーン率いる宇宙暴走族「ブラディーチェーン」に行く手を阻まれてしまう。しかし、持ち前のテクニックでなんとか危機を脱した(第4話)。

宇宙暴走族の猛攻を潜り抜け、なんとか発電所に到着したファルコンであったが、既に発電所は壊滅状態となっていた。更にそこで発見した負傷者のジョン・タナカからジョディ・サマーがまだ発電所の中にいると聞き、単身で発電所の内部に潜入、ジョディを見事救出した(第5話)。

ブラックシャドーを見つけ彼にレースを挑もうとするが、ブラッド・ファルコンとの連携により両手両足を縛られた上、マシンに一定の速度以下に達すると爆発する爆弾を仕掛けられてしまう。しかし幸運にも鉄筋に爆弾が当たりその衝撃で爆弾を外す事に成功、九死に一生を得る(第6話)。その後F-ZERO GXグランプリが開催され、そこでブラックシャドーやブラッドファルコンを負かし見事優勝。そしてファルコンへチャンピオンベルトが贈呈されたが、その瞬間謎の異空間からデスボーンと名乗る男が出現した。彼は裏世界のグランプリ王者で、悪の帝王ブラックシャドーからも恐れられる存在だった。デスボーンはブラックシャドーを軽々と次元の狭間へと消してみせた。その後お互いのチャンピオンベルトを賭けて明日統一戦を行おうとファルコンへ宣戦布告し、姿を消す(第7話)。

次の日、ファルコンはBS団のアジトへと赴いた。そこで待っていたデスボーンと1対1のレースを行い、なんとかデスボーンを倒す(第8話)。デスボーンを倒したファルコンはその後平穏な日々を送っていたが、ある日チャンピオンベルトからクリエイターと名乗る謎の生命体がファルコンを異空間へと誘い、勝負を仕掛けてきた。そしてファルコンは見事全ての創造主であるクリエイターを倒す事に成功。ヘルメットを脱ぎ、どこかへと去って行った(第9話)。

小説『F-ZERO…そしてスピードの神へ』 編集

双葉社ファンタジーノベルシリーズ、尾崎克之著者の小説。キャプテン・ファルコンが登場している。

『F-ZERO ファルコン伝説』(アニメ版)での設定 編集

担当声優は田中秀幸(日本語版)、デイビッド・ウィルズ(英語版)。

ゲームと同じく謎多き一流のレーサーにして賞金稼ぎとして登場。原作と同じく寡黙な性格であまり多くを語らないが、主人公のリュウ スザク率いる高機動小隊を影から支援する頼もしい存在。ブラックシャドーの野望を止めるため、ダークミリオンと激しい火花を散らしている。

その正体はリュウの行きつけのカフェテリア「ファルコンハウス」のマスター、バート・レミング。また、本名はアンディ・サマーであり、ジョディ・サマーの兄である。

「キャプテン・ファルコン」とは単に彼が身を隠す為の名前ではなく、遥か昔から受け継がれてきた「正義の味方」の名前であり、ブラックシャドーと対をなす存在。少なくとも、第一回F-ZEROグランプリが開催された70年前には存在していた様子。最終回ではファルコンパンチ(この技はもともと『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでの技。言わば逆輸入である。アニメでは炎ではなく電気を纏っている)でブラック シャドーを道連れに消滅した(ただ同じく動力炉にいたゾーダが無事だった事が判明する為、厳密に言うと消息不明であるといえる)。アンディ・サマーの消滅後は、世界を救ったリュウ・スザクが新たにキャプテン・ファルコンの名を襲名することになる。

なお、アンディ・サマー時代の彼は銀河連邦警察に所属していたのだが、銃撃戦時にゾーダが発射したバズーカの弾からジョディを庇って殉職したとされていた。ジョディも即死は免れたが身体の大半をサイボーグ化するほどの重傷を負ったことから彼が無事だったとは考えにくく、治療・延命のため妹同様にサイボーグ化された可能性などが推測されるが、詳細は一切明かされなかった。

ファルコンの時は寡黙な印象が強いが、バートの時は穏やかで人当たりが良く、紳士的な態度を見せている。ただし「バートのF-ZERO教室」ではナルシストな性格で、ブラック シャドーの事を異常なまでに毛嫌いしていることが窺える(同じ悪党で、かつ自分と妹因縁の相手であるはずのゾーダのことは面白い人と言っており、ブラック シャドーへの嫌悪は悪への憎しみというよりは私怨に近い)。なお、同コーナーでは本編で正体が明かされた後も自身がファルコンだとは一切言わなかった(ただし前述のようにナルシストのため、あからさまにファルコンを褒め称えている)。絵はお世辞にもうまくはない。

好物は納豆(カレーにかけてよく食べる)であり、嫌いな食べ物はシイタケ(ブラック・シャドーの要塞に形が似ているためと思われる)。

好物は納豆(カレーにかけてよく食べる)であり、嫌いな食べ物はシイタケ。

『大乱闘スマッシュブラザーズ』 編集

担当声優は堀川りょう

シリーズ全作品に登場しており、初代64版で隠しキャラクターとして初めて登場した。初代64版の隠しキャラクターは作業短縮のために基本キャラクターのモデリングが流用されており、キャプテン・ファルコンは『メトロイド』シリーズのサムスのモデルを基に作成された。その後『DX』では基本キャラクターになったが、『X』では再び隠しキャラクターへ戻り、『for Nintendo 3DS/Wii U』では『DX』同様再び基本キャラクターになっている。隠しキャラクターとして登場作品では出現条件には1人用ゲームをクリアした時間に関係がある。『DX』以降はホームステージが存在するが、『初代64版』ではホームステージが存在しないため、チャレンジマッチではサムスのホームステージ「惑星ゼーベス」で戦う。

デザインは全4作品一貫して『F-ZERO X』のものがベースであるが、『DX』以降はオリジナル要素として背中に原作での愛機「BLUE FALCON」をイメージしたエンブレムが描かれており、『X』以降はアニメ版のブラッド ファルコン及び同番組後半でキャプテン・ファルコンも首にかけていた黄色のマフラーをしている。他に、『スマブラ』シリーズの生みの親である桜井政博がキャプテン・ファルコンに「ちょっと勘違いしたアメリカンヒーロー」(これは「やる気が空回りするヒーロー」という意味である)という個性を付けていることが判明しており、作品が進むにつれギャグ演出が増加している傾向がある。

カラーリングは、原作どおりの配色のほかに、黒・赤・白・緑・水色が用意されており、灰色は『F-ZERO X』のCMに登場した実写版ファルコンがモデルで、赤はクローンであるブラッド・ファルコンがモデルとなっており、『DX』以降は背中に描かれたBLUE FALCONのエンブレムもHELL HAWKのエンブレムに変化するという演出が加わった(なお、『F-ZERO GX』で日本版でも「BLOOD HAWK」に名称が変更された後の『X』でも「HELL HAWK」のままである。海外版では「BLOOD HAWK」で統一)。水色カラーは『X』以降ではアニメ版のキャプテン・ファルコンを意識した配色になっており、『for』では細部の部分までアニメ版と同じ配色になっている。また、白カラーは白い全身スーツとピンクの装飾というかなり異様なカラーリングであり、ギャグキャラ要素が強まると共に公式サイトで行われたカメラコンテストなどで多用されるようになった。『for』では金色、藍色のカラーが追加されている。

原作はレースゲームのため、凄腕のバウンティハンターという設定こそあるもののキャプテン・ファルコン本人の戦闘描写は無いため、使用する技全てがスマブラオリジナル技となっている。腰に装備した銃は全く使用せず、炎を纏った「ファルコンパンチ」や「ファルコンキック」に代表される肉弾戦のみで戦う。シリーズを通してパワーとスピードの両方を併せ持っており、特に走行速度は全キャラクターの中でもトップクラスである。初代64版では初心者にでも扱いやすいキャラクターだったが、『DX』以降では全体的に技の出が遅くなるなど上級者向けキャラクターとして調整されている。また『DX』以降は打撃アイテムでスマッシュ攻撃を行った際に攻撃ボタンを押し続けると2段攻撃に変化するという、他のキャラクターにはない要素を持っている。この要素は『for』では廃止され、他のキャラクターと同様になった。

『X』で追加された「最後の切りふだ」は「ブルーファルコン」。これは、呼び出したブルーファルコンを相手に当てて強制的に謎のF-ZEROコースに引き込み、ブルーファルコンに乗って体当たりするという大技で、唯一の原作要素のある技であり、唯一の「ビジュアル攻撃」である(『for』ではロックマンシュルクダックハントも同系統の技なので唯一ではなくなった)。なお、この「最後の切りふだ」使用時のボイスは初代64版開発時点で収録された「バンク音声」からの流用である。『for』では相手に当てたときに初代『F-ZERO』のスタート時の効果音が鳴るようになった。

『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』では中盤に登場、ピクミンを率いるキャプテン・オリマーと行動を共にする。この登場の際、前述したギャグ演出として、敵は倒したもののオリマーの引き連れていたピクミンもほぼ全滅させてしまうというムービーが入る。今作では、ファルコンフライヤーが亜空間爆弾工場から脱出する時や(この時、追跡してくるメタリドリーと機上で対決)、亜空間に突入する時に使用されるなど、これまでにない活躍を見せている。

なお、前述のようにゲーム版の声優とアニメ版との声優は異なっているのだが、『X』ではアニメ版のファルコンの声を担当した田中秀幸が『メタルギアソリッド』のハル・エメリッヒとしてゲスト出演しており、スネークがファルコンを知っていたことを喜ぶ、「ファルコンキック!」と技名を叫ぶ(前述のようにアニメ版で「ファルコンパンチ」は使用したが、キックは未使用だった)という声優ネタがある。

所有マシン編集

ブルーファルコン(BLUE FALCON)編集

F-ZEROマシン。重量:1260kg(ゲーム版『ファルコン伝説』では1280kg)、性能評価:B/C/B、No.7(『CLIMAX』ではこれとは別に重量1380kg、性能評価:B/B/Cとなっているものが隠し機体として登場する)。性能的には癖がなく扱いやすいが、その反面特徴が出にくく、ストレートにプレイヤーの技量が問われるマシンである。GBA版『ファルコン伝説』のみ、最高速度がやや低めに設定されている代わりに、ダッシュプレート通過後やブースト使用後は減速しにくくなったため、スピードが若干速めになっている。アニメ版『ファルコン伝説』において機体ナンバーの由来はラッキーセブンの「7」とされている。

前述のように『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では、キャプテン・ファルコンの「最後の切りふだ」として登場。また、その他の任天堂作品にもしばしば登場している。

  • スーパーマリオRPG』ではヒノマートという場所に、サムライ ゴローの搭乗マシン「ファイアスティングレイ」と、『スターフォックス』シリーズに登場するアーウィンと共に模型として飾られている。
  • おいでよ どうぶつの森』では通常プレイでは手に入らない配信専用アイテムとして、ブルーファルコンの模型が配信されたことがある。続編『とびだせ どうぶつの森』ではゲーム中で行えるおみくじの景品として同様のアイテムが登場。
  • マリオカートWii』では、同名の小型カートが隠しカートとして登場。車輪で走行するものの形状は本物とほぼ同じである。また、ゲームシステムの関係上、使用キャラクターによって車体のカラーリングが異なる[1]。小型カートの中で最高速はトップクラスだが、その他の能力が全面的に低いという特徴がある。『マリオカート8』では、有料DLCで配信されるマシンのひとつとして登場。反重力時ではトップクラスの性能となっている。
  • Nintendo Land』では、『F-ZERO』シリーズをモデルとしたアトラクション「キャプテン・ファルコンのツイスターレース」でぜんまいの付いたブルーファルコン型のカートにプレイヤーのMiiが乗りんこんでプレイする。

ファルコンフライヤー編集

ファルコンが所有する宇宙船。『F-ZERO』本編では、初代の取扱説明書に載っている漫画『F-ZERO THE STORY OF CAPTAIN FALCON』のみの登場であり、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでの出番の方が圧倒的に多い。中でも『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』では大きな活躍を見せた。

アニメ版『ファルコン伝説』ではデザインが一新されており、ブルーファルコンを頭部に合体させる事でさらに性能を上げる事ができる。内部はとても広く、バーカウンターが設置されているとの事。

その他 編集

amiibo 編集

関連項目 編集

  • 今村孝矢 (F-ZEROシリーズのキャラクターデザイン、チーフデザイン、コースデザイン、監修などを担当)
  • 宮本茂 (F-ZEROシリーズのゲームプロデューサー)

引用エラー: <ref> タグがありますが、<references/> タグが見つかりません

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki