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キャプテン・ファルコンCaptain Falcon)は、F-ZEROシリーズの主人公的存在であるメインキャラクター。

概要[]

愛機「ブルーファルコン」に乗りF-ZEROグランプリの常連として活躍するパイロット。F-ZEROグランプリでの活躍以外には、凄腕のバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)でもあり宇宙中の悪党にその名を知らしめている。正体は謎に包まれており、ポートタウンの出身であるということ以外は一切不明とされる。

任天堂作品の主人公には珍しいアメコミチックで筋肉質な風貌。それゆえに大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは正統派の格闘技を用いるファイターとして皆勤賞を果たしている。原作シリーズはレースゲームであるため戦闘描写という戦闘描写は少ないものの、初代『F-ZERO』の取扱説明書に記載のコミックでは札付きの悪党を相手に肉弾戦とピストルを使っての戦いを仕掛けている。

原作シリーズとアニメ版『F-ZERO ファルコン伝説』では世界設定の根本から設定が諸々異なっているため、リンク同様に一概に全てのファルコンを同一視するのは難しいといえる。

デビュー作[]

  • 初登場
1990年11月21日発売のスーパーファミコン用ソフト『F-ZERO』。

作中でのデビュー・基本情報[]

使用可能なマシンの一つ「ブルーファルコン」の搭乗者という設定。初代作では説明書にしかその姿は登場せず、NINTENDO64版『F-ZERO X』でゲーム内で初めて姿を現した。

外見的特徴[]

もともとはスーパーファミコンそのもののイメージキャラクターとして生み出されたという経緯があり、スーパーファミコンのボタンの色に合わせて赤・青・黄色…というビビッドな目立つ配色に設定された。
ファルコン(ハヤブサ)をあしらった金のマークがついた赤いヘルメットを被り、金の装飾のついた青のレーシングスーツに身を包んでいる。身体はがっちりとした筋肉質で肉弾戦もお手の物。

F-ZERO X』や『ファルコン伝説』などではヘルメットを外した素顔も披露している。茶褐色の短髪を据えたナイスミドルで、左目付近には一本のキズがある。

小説版『F-ZERO …そしてスピードの神へ』ではアングロサクソン(イギリス系白色人種)で、肌は焼け、鼻の下にひげを蓄えているとされた。

プロフィール[]

F-ZEROグランプリの常連にして凄腕のバウンティハンター。それ以外の情報はポートタウンの出身であること以外不明とされる。
初代作では年齢も「30代前半と思われる」と推測程度の記載がなされていたが、『F-ZERO X』では36歳、『F-ZERO GX』では37歳と明記されている。

活動期間は西暦25XX年代。『F-ZERO X』『ファルコン伝説』『…そしてスピードの神へ』では作中で引退・世代交代の描写がある。『…そしてスピードの神へ』では2565年に引退を宣言し、その後はコスモ・バロンの爵位が与えられた。

『X』や『ファルコン伝説』では寡黙な性格、『GX』や『スマブラ』ではコミカルな姿も見せる。前者2作では一人称も「私」だが、『GX』では「オレ」。

ブルーファルコンを格納できる巨大な宇宙船「ファルコン・フライヤー」も所持しており、電子頭脳のフォローによりファルコンとの連携攻撃をとる。これは初代『F-ZERO』の取扱説明書コミック、および大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの対戦ステージにしか登場しない代物。

アニメ版でのプロフィール[]

大部分は原作同様。レーサーとして活動する傍らバウンティ・ハンターとしても活躍し、悪人共と戦う主人公リュウ スザク高機動小隊を陰から支える。一方でレースで首位をほしいままにするファルコンは、リュウ スザクらにとって最大のライバルともいえる。

彼の大ファンを語る人物「バート レミング」が、移動喫茶店「ファルコンハウス」を経営している。店のポストはブルーファルコンを模しており、キャプテン・ファルコンの生写真付きサインをはじめ、カップにタオル、自由帳などF-ZEROオフィシャルグッズも取り揃えている。
彼が番組の終わりにおこなう「バートのF-ZERO教室」では伏せられた正体を除くいろいろな話を聞くことができ、好きな食べ物は納豆(粘り強さと忍耐力が得られる)、嫌いな食べ物はしいたけ(ライバル・ブラック シャドーの要塞に形が似ているため)であるとのこと。

以下情報、アニメ本編のネタバレにつき閲覧注意。

 
その正体は、前述のファルコンハウスのオーナー・バート レミング。このバート レミングとしての姿も世を忍ぶ仮の姿で、さらにその正体はジョディ サマーの兄でありかつて銀河警察に所属していた「アンディ サマー」。
最終話ではブラック シャドーの野望を阻止するため自らを犠牲にし、満を持して披露したファルコンパンチでひるませたブラック シャドーと共に消滅。リュウに「今日から君がキャプテン・ファルコンだ」と、自らの意思を継ぐことを命ずる。最後のシーンではファルコンの遺したヘルメットと新調のスーツに身を包み、ブルーファルコンに乗り込みキャプテン・ファルコンを名乗るリュウの姿があった。
第一回F-ZEROグランプリの写真にもすでにキャプテン・ファルコンが映っており、そのヘルメットから見える顔のパーツは明らかな別人であるため、本作でのキャプテン・ファルコンはおそらく襲名制と見受けられる。

登場作品[]

ゲーム作品[]

F-ZERO
ブルーファルコンの搭乗者として、説明書に登場。
星のカービィ スーパーデラックス星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
モード「洞窟大作戦」に、彼のヘルメットがお宝「ファルコンメット」として登場。
F-ZERO X
ブルーファルコンの搭乗者として登場。
マスタークラスをクリアすると、ヘルメットを外して引退宣言をする。
ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ
隠しファイターとして登場。1人用ゲームを20分以内にクリアすることで出現。持ちステージはメトロイドシリーズの「惑星ゼーベス」。
F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE
舞台設定は旧来作品の4世紀後であり本人は登場せず、取扱説明書で過去時代のレーサーとして名前を挙げているのみ。
ファルコンマークツーというマシンを操るケント・アケチというファルコンに似た衣装と設定の人物が登場。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
初期ファイターとして登場。本作新規参戦のガノンドロフは、たまたま体格がファルコンに近かった(かつ人気があった)ということでファルコンのモデル替えキャラクターとしてモーションのほとんどを受け継いで参戦。
F-ZERO ファルコン伝説 (ゲーム)
アニメ原作のゲーム。ブルーファルコンの搭乗者として登場。
F-ZERO AX
ブルーファルコンの搭乗者として登場。
F-ZERO GX
ブルーファルコンの搭乗者として登場。
ストーリーモードでは主人公のような立場で登場。
ブラックシャドーがグランプリに出場を表明したため隠れ家でトレーニングを行う。
F-ZERO CLIMAX
アニメ原作のゲーム。ブルーファルコンの搭乗者として登場。
大乱闘スマッシュブラザーズX
隠しファイターとして登場。難易度「ふつう」以上のシンプルを12分以内にクリア、対戦を70回行う、亜空の使者で仲間にすることで使用可能となる。
ニンテンドーDSi
テレビCMで、『うごくメモ帳』で彼を描いたアニメーションが登場。
エースコンバット3D クロスランブル
アップデートでamiiboに対応。彼が描かれた機体が登場。
マリオカート8マリオカート8 デラックス
ダウンロードコンテンツで追加された新コース「ミュートシティ」「ビッグブルー」のコース内モニターに登場。
アップデートでamiiboに対応し、
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
初期ファイターとして登場。ルフレの参戦ムービー「剣と魔法と炎の紋章」で参戦の発表がされた。
スーパーマリオメーカー
キャラマリオとして登場。amiiboでも入手できる。
メイド イン ワリオ ゴージャス
amiiboに対応、「ワリオのamiiboスケッチ」で描かれる対象になっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
隠しファイターとして登場。

アニメ作品[]

F-ZERO ファルコン伝説
主人公リュウ スザクのよき理解者でレースにおけるライバルのひとり。
毎回番組の最初にはテレビから離れてみる警告を促している姿も印象的。

小説[]

F-ZERO …そしてスピードの神へ
主要人物ではないが登場。引退を表明しビッグコスモス総裁のリヒター氏からコスモ・バロンの爵位が与えれらる。生涯獲得賞金総額は320億4000万コスモドル。

その他[]

  • キャプテン・ファルコンの元ネタのひとつに、今村氏が敬愛する映画『007』シリーズがある。素顔の造形は4代目ジェームズ・ボンドことティモシー・ダルトンの顔に寄せて描かれており、ブルーファルコンのマシンの番号である「No.7」も「007」にちなむもの。『スマブラDX』の観賞用フィギュアには「007」と書かれた部分も存在し、その字体も映画側のロゴに寄せてある。
  • 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではダメージによって衣装が傷ついていく未使用データが一部ファイターにあり、ファルコンのマスクにヒビが入っているテクスチャが存在する。

関連項目[]

  • ブルーファルコン
  • リュウ スザク
  • ケント・アケチファルコンマークツー

テンプレート:F-ZERO

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