Fandom

任天堂 Wiki

ドラゴンバスター

675このwikiの
ページ数
新しいページをつくる
トーク0 シェアする

ドラゴンバスター』は、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)が1985年1月によりアーケードゲーム用として発売したアクションゲーム。タイトル画面の「Copyright 1984」という表示は開発・ロケテストが1984年に行われたため。


概要 編集

ドラゴンバスターとは、直訳すれば「竜を退治する者」の意味だが、各ステージのラストに待ち受けるドラゴンを倒すため、をする勇者を題材としている。オリジナルアーケード版の企画は佐藤英治[1]プログラマー大場惑テンプレート:要出典範囲

ファミコン版はアイテムや敵の種類増加や謎解き要素が追加される。カートリッジは金色である。

サイドビュー(横から見た図)アクションゲームで、ステージ開始前には、ドラゴン山までの経路を示すラウンドマップが表示されて、城からスタートする。ドラゴン山までのルートはプレイヤー自身で分岐点で選択でき、アイテムが多いがダンジョンが複雑なルートや、比較的攻略しやすいステージなどがあった。全12ラウンドで、13ラウンドからは9~12ラウンドのパターンが繰り返される。また、100ラウンドになると、ラウンド表示は「GIVE UP」となる。

各ステージでは、プレイヤーはドラゴン山に辿り着くため、途中の道のりに幾つもある迷路状のダンジョンに潜っては、通路をうろつくモンスター、更には途中の部屋に潜むルームガーダーと呼ばれるモンスターを倒しつつ出口を探す。時間制限があり、出口を探し当てるまでに、もしくは出口出現後に一定時間を過ぎると警告音とともにBGMが替わり、ワニに似たモンスター「ケイブシャーク」が出現する。

プレイヤーは主人公クロービスが持つで敵を切って進む。クロービスは歩く・走る・ジャンプする・しゃがむ・ツタやロープをよじ登るといった動作をし、更に空中でもう一度レバーを上に入れることで「2段ジャンプ」でき、また、ジャンプ中にレバーを下に入れたまま剣を振ると、「兜割り(1段ジャンプ中や着地の瞬間)」や「垂直斬り(2段ジャンプ中や縦穴落下中)」という攻撃力の大きな技を出す事ができる。巻物を手に入れると、ファイアボール(魔法)を使ったり、剣や・マッシュルームといったアイテムを取ると、戦いが有利になる。プレイヤーは一定のバイタリティを持ち、敵の攻撃などを受けることで減少、ダンジョンを抜けるたびに少し回復する。バイタリティが無くなるとゲームオーバー。一つのダンジョンをクリアすると更地になり戻れない。最後にドラゴン山のドラゴンを倒すと一つのラウンドクリアとなる。

各ステージ最後のドラゴンには各々、頭・首・腕・胴・足・翼といった弱点がある。アーケード版では、セプター(王杓)などのアイテムを持っていないと他のドラゴンに助け出した姫がさらわれたり、王冠を持っていると姫が主人公に接吻したりする。

アーケード版は、廃墟、鍾乳山、奇岩山、墓地、ドラゴン山(スタート地点のも含めて)しかないが、ファミコン版では森林もあり、特定アイテムがないと通過できない。また、更地になった場所にあるアイテムを持っていると虹の橋がかかり、分岐点に戻って別のルートを選択できるようになる。

物語 編集

ドラゴンに人質にされた王女セリアを助けるため、冒険をする主人公の青年「クロービス」を待ち受けていたのは、ドラゴン山に辿り着くまでの別れ道と凶暴な魔物が潜む洞窟や墓場や塔。王女セリアを助け出すために主人公クロービスは、ドラゴンを退治するという危険な旅に出る。

移植版 編集

1987年1月にはナムコット ファミリーコンピュータゲームシリーズ第23弾として発売された。アーケード版で企画を担当した佐藤英治ディレクターを務めている。

アーケード版との違いは以下の通り。

  • 主人公を含め基本的なアルゴリズムが異なる。
  • 各キャラクターやモンスターのグラフィックおよびカラーリングが異なる。[2]
  • マップモードの建物の表示が小さくなった上に扉、森の障害物が配置された。さらに途中のステージからはマップが大きくなり、ドラゴン山までの道順は移動しながらでないと分からないようになった。
  • アイテムの種類が増えた。
  • 登場するモンスターも一部変更された。
  • ルームガーダーと一対一のバトルで一部のモンスターが画面上から消えてしまう。
  • 特定のアイテムを取らないとコンティニューができない。
  • ファミコン版のみのオリジナルキャラクターが登場している。
  • BGMが追加されている(タイトル画面と侍女、セリア姫救出。エンディング等)。
  • ラウンド13から始まる裏ドラゴンバスターがある。
  • 操作方法が変更され、アーケード版ではレバー上でジャンプだったがファミコン版ではAボタンでジャンプとなっている。
  • ラウンド12のドラゴンに弱点がある。

1987年12月19日にはMSX2パソコンゲーム第1弾[3] として発売され、ハードウェアの仕様によりスクロール画面ではなく画面切り替え方式だったが、ファミコン版の移植といえる内容であり、洞窟モードでは通路の途中に針山などのトラップも入っていた。

その他の移植版 編集

登場人物 編集

クロービス (CLOVIS)
ゲームの主人公。王国親衛隊長セリアズの子息として生まれるが、幼少時代に乱暴ないたずら者として勘当される。その後、辺境の戦士モンクに預けられ、厳しい修行に耐え、を学んで育った若者。小説ではその出生に秘密があるとされている。
セリア姫 (CELIA)
ドラゴンに捕らわれたローレンス王家の第二王女。16歳の優しい美少女で民衆からも愛されている。3、5、8、12ラウンド、及び、12ラウンドのパターンでドラゴンを倒すと登場するが、セプターとクラウン(王冠)を同時に持って会うか、3回連続で少なくともどちらかを所持しないで会うと、オリジナル(ドレス)→ミニスカートビキニと衣装が変わっていく。さらに、既にビキニになっている状態でセプターとクラウンを同時に持って会った時だけバニーガールの衣装になる。ファミコン版は12ラウンドクリアしないと助けられない。プレイステーション・ポータブル版ではある条件を満たすと、オプション設定で巫女メイドなどの衣装に変えることが出来る。
侍女 (LADY)
ファミコン版のみ登場するオリジナルキャラクターでストーリー設定上ではセリア姫だけではなく、3人の侍女も捕らわれていたということになっている。衣装の色も異なるが、3人の名前は不明。3、6、9ラウンドをクリアすると助けられる。また裏ドラゴンバスターでは衣装が水着になる。

モンスター 編集

★は、FC版のみルームガーダーのバトルで自動的に消える。

ドラゴン (DRAGON)
各ラウンドの最後に待ち構える巨大な竜。倒すとラウンドクリアとなる。3、5、8、12ラウンドに潜むドラゴンがセリア姫をさらったドラゴンである。ドラゴンを倒してセリア姫を奪還した際にセプターもクラウンも持っていないとセリア姫は別のドラゴンにさらわれてしまうが、この度、ドラゴンの色が緑→紫→金→青の順に変わっていく。青の後は緑に戻って繰り返しとなる。炎を吐くパターンも何種類かあり、長時間吐きっぱなしもあればミサイルのように連続で吐くパターンなどある。
バット (BAT)★
天井付近に待機している蝙蝠。ときどきクロービスに向かって体当たり攻撃してくる。色違いのものもおり、耐久力が異なる。
スネーク (SNAKE)★
地上をはって移動する。ときどきジャンプしたり噛み付いてきたりする。色によって攻撃パターンに違いが見られ、特に赤(マゼンタ)のものは良くはねる。
リーペン (LEAPEN)★
ピョンピョンと飛び回るヒヨコの化け物。剣の届かない範囲で跳ねてたと思ったら、突然突っ込んで来るため、意外と厄介である。
テストール (TESTOLL)
アルマジロのような化け物。体を伸ばしている状態は動きが遅いが、丸まって高速で突進してくる状態は剣で退治出来ない。
イノサイ (INOSAII)★
高速で突進してくるサイ。急に止まったりバックしたり反転したりしてくる。執拗に追いかけてくる事がある(MSX2版では不具合のため効果音が出ない)。
ゴーレム (GOLEM)
からつくられた人形棍棒で叩かれるとバイタリティは16ぐらい減らされる。色違いのものは耐久力が高い。背が高く棍棒攻撃の当たり判定が大きいため、集団で現れると苦戦するが、縦穴に自ら落ちていく事も多い。
ケイブシャーク (CAVE SHARK)
長時間同じ洞窟にいたり、出口を見つけても脱出しないでいると鋭い嗅覚で執拗に追いかけてきてクロービスに噛み付いてくる。ただし行動パターンに一定の癖があり、永久パターン防止キャラクターなのに永久パターンを生み出してしまっている事も。画面左右の横方向からのみ襲ってくるため、部屋の形状によっては出てこない所もある。

なおこのゲームでは、上記の敵モンスターは放って置くと幾らでも沸いて出るが、得点を稼いでもゲーム進行上のメリット(残機増加など)はないため、永久パターンはランキング登録以外には実質的に何の意味も成さない。

アーケード版のみ 編集

スティングレイ (STINGRAY)
地面をすれすれと飛行するエイ。下に通路などがあると落ちてくる。ときどきジャンプしたり噛み付いたりする。
ウィル・オー・ザ・ウィスプ (WILL-O-THE-WISP)
敵を求めて漂い続けるモンスターの邪心。ブロック崩しのボールの動きをするものと、単にまっすぐ飛ぶのもいる。
スライム (SLIME)
宙に浮く不思議な物体。では倒せない上に、スーパーソードで切り付けると一定確率で失う事がある。
アイフル (EYEFUL)
暗闇で敵を見つける為の巨大なを持つモンスター。リーペンと比べて跳躍距離が長く、また横方向へのジャンプ速度も速い。
クローラー (CRAWLER)
太陽の光を受けることなく幼虫のままで一生を終える巨大昆虫モンスター(イモムシ)。迷路内を動き回り、ときどき上体をそらして触角を伸ばして攻撃してくる。
コレオ・クローラー (COLEO CRAWLER)
金色のクローラー。剣で倒すことができない。上体をそらさないまま触角で攻撃してくる。

ファミコン版のみ 編集

スパイダー (SPIDER)
洞窟内の天井をはいつくばって進む毒蜘蛛。近づいてくると襲い掛かってくる。
シーフ (THIEF)★
盗人のわりにはスーパーソードしか盗まない変わったモンスター。素早い動きで体当たりしてくる。
ロック (ROCK)★
洞窟内を素早い動きで近づいたり遠ざかったりする一つ目モンスター。頭から小石を出して攻撃してくる。
ゾンビ (ZOMBIE)
地面から這い出て遅い動きで前進してくる死霊では倒せない。

ルームガーダー 編集

ファフネル (FAFNIL)
体当たりや火炎攻撃で襲ってくる凶暴な小型竜。高次ラウンドではジャンプすると上斜め方向にまで火炎を放射する。
スケルトン (SKELETON)
剣を振り回して攻撃する骸骨の戦士。ファイアボールで倒すことができない。
ウィザード (WIZARD)
空中を飛び回る魔剣とファイアボールで攻撃してくる魔法使い。魔剣はこちらの剣ではじき返す事もできるが、魔剣の連続攻撃で空中に舞い上げられてしまう事もしばしば。オレンジ色の服を着るもののみファイアボールで倒すことが可能。また盾があると魔剣の攻撃は無効化できる。
ビショップ (BISHOP)
攻守一体の戦闘用の長いで突いてきたり、ファイアボールで攻撃してくる僧侶。ファミコン版では盾を持っていると斧の攻撃が当たった時に盾を破壊される。

MSX2版のみ 編集

ナイト (KNIGHT)
銀色のをまとった騎士鉄球を使って攻撃してくる。[4]

アイテム 編集

アーケード版 編集

スクロール (SCROLL)
巻物。取るとファイアボールのストックが一つ増える。敵を貫通して倒す事ができる性質を持ち、発射後に走って追いかける事で、序盤ステージの一直線ダンジョンではほとんど剣を使わずにクリアすることもできる。ちなみに4つのファイアボールのものは、回転する性質を持つファイアボールスペシャルという。スペシャルの方は回転しながら画面上の敵をなぎ払え、ドラゴンに接近して発射すると、より大きなダメージを連続して与える事ができる。通常のファイアボールかファイアボールスペシャルのどちらかはスクロールの外見からは分からない。1000点。
ジュエリー (JEWELRY)
取ると3000ptsの得点がもらえる。
(青)(POTION)
バイタリティが30回復するものと60回復する二種類がある。60回復するものは色調が異なりビンが厚く白く見えるため見分けがつく。1000点。
薬(赤)(POISON)
薬。バイタリティが30減ってしまう。1000点。
マッシュルーム (MUSHROOM)
バイタリティの容量が16加算されるキノコ。上限は256まで。1000点。
シールド (SHIELD)
ウィザードの魔剣やファイアボールのダメージを無効にする。ただしファイアボール攻撃を受けた場合は一定確率で失う事がある。クラウンとは排他所持(どちらかしか持てず、後からとった方のみが有効)となっている。1000点。
スーパーソード (SUPER SWORD)
これを取るとの威力が二倍になる。ただし、攻撃の際に1/256の確率で失ってしまう。また、剣を受け流したり、剣の通用しない敵に斬りつけると1/16の確率で失ってしまう。セプターとは排他所持となっている。1000点。
セプター (SCEPTER)
セリア姫に会った時にドラゴンにさらわれないように出来る。スーパーソードとは排他所持となっている。1000点。
クラウン (CROWN)
セプターと同様に、セリア姫に会った時にドラゴンにさらわれないように出来るが、さらにキスをしてもらえる。また、その時にセプターと共に持っていると、その度にセリア姫の姿がオリジナル(ドレス)→ミニスカートビキニと変化し、以後、セプターとクラウンを同時に持っている時だけバニーガールになる。シールドとは排他所持となっている。1000点。

ファミコン版 編集

マジックアイテム (MAGIC ITEM) 編集

同じマジックアイテムを3個連続で取ることにより、3個目のアイテムで所持数が10個分増える。

スクロール (SCROLL)
通常の剣の一振りと同じ攻撃力のファイアボールを放ち、モンスターに命中すると消滅する。
スケルトンにはダメージを与えることができない。
(WAND)
ファイアボールの2倍の攻撃力を持つサンダーボルトを放つ。モンスターを貫通し、その奥にいるモンスターにもダメージを与えられる。
ランプ (LAMP)
火柱を次々と吹き上げる攻撃でダメージを与える。攻撃力は単体の火柱がファイアボールの3倍で、ドラゴンなど耐久力のあるモンスターに連続でダメージを与えることができる。
火柱を走って追いかけることで、アーケード版でのファイアボールを追いかけるのと同様の戦法が可能。
アミュレット (AMULET)
画面上のモンスターを石化し動きを止める。ただしドラゴンに対しては効果がない。
リング (RING)
地震を呼び起こして画面内のモンスターにダメージを与える。ただし空中に浮いているモンスターには効果がない。
攻撃力はファイアボールの4倍。
聖杯 (HOLY GRAIL)
洞窟の外へ脱出できる。高次ラウンドにはこれがないとクリア出来ない洞窟も存在する。ただしドラゴン山では脱出できない。
王冠 (ROYAL CROWN)
地震を同時に呼び起こし、画面内のすべてのモンスターにダメージを与える。攻撃力はファイアボールの8倍。

即効アイテム (ITEM) 編集

ジュエリー (JEWELRY)
青と黄色の2種類あり、取ると経験値が加算される。青は50、黄色は100。
薬(青)(POTION)
取るとバイタリティが30回復。
薬(黄色)(POISON)
毒薬。バイタリティが20減る。
キノコ (MUSHROOM)
バイタリティの容量が16加算される。上限はアーケード版よりも1少ない255。

ユーティリティアイテム (UTILITY ITEM) 編集

マジックアイテム同様、3個連続取得により3個目が10個分になる。
シールド (SHIELD)
ウィザードの魔剣やファイアボールのダメージを少なくする。ビショップの斧による攻撃で破壊されるが、それ以外の要素で失われる事は無い。
(KEY)
マップモードのを開け、通行を可能にする。
(AX)
マップモードの森林を伐採し、通行を可能にする。
薬草 (MEDICINAL HERB)
バイタリティが0になったときに自動で128回復する。
コンパス (COMPASS)
持っていると出口の場所の方向を教えてくれる。
水晶 (CRYSTAL)
マップモードの更地になった場所に虹の橋をかけ、通行を可能にする。
日記帳 (DIARY)
1冊持っているごとに1回のコンティニューが可能になる。
スーパーソード (SUPER SWORD)
これを取ると剣の威力が2倍になる。3本集めるとさらに強力な剣ウルトラスーパーソードになり、ゾンビを含めたモンスター(ドラゴンを除く)を一振りで倒せるようになるが、既定回数の攻撃でスーパーソードに戻る。

裏ドラゴンバスター 編集

ファミコン版では12ラウンドをクリアした後のエンディングでメッセージの下に裏面へのコマンドが表示される。これをタイトル画面で「右、下、上、左、右、A、B、スタートボタン」とコマンドを入力すると、ラウンド13から始まる裏ドラゴンバスターとなる。「裏」は通常モードと比較して、

  • マップの色が黄緑色ではなく茶色
  • アイテム配置の変化
  • 出現アイテムの弱体化
  • 敵の大幅な強化

といった変更が行われる。なお、ダンジョンの構造自体は変わらないが、上記措置により非常に難易度が高くなっている。

脚注 編集

  1. バンダイナムコゲームス公式サイト アナタとワタシのナムコ伝 ナムコ伝09 マッピー
  2. モンスター、ルームガーダーは3ラウンドごとにカラーリングが変化するだけでなく、その分強くなっている。
  3. MSXで発売されたナムコットゲームセンターシリーズ12作品も含めると、本作が13作目となる。
  4. ファフネルの代わりとして登場している。

関連作品 編集

シリーズ 編集

外部リンク 編集

テンプレート:ナムコット

テンプレート:Video-game-stub

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

Fandomでも見てみる

おまかせWiki