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ファイナルファイト

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ファイナルファイト』(Final Fight) は1989年12月にカプコンからアーケードゲームとして発売されたベルトスクロールアクションゲーム、およびそのシリーズの名。

スーパーファミコンを中心に様々な機種に移植され、多数の続編が発売された。

概要 編集

ベルトスクロールアクションゲームの中でも有名で、その全盛を築いた作品。略称はFF

元々はアメリカで大ヒットした対戦型格闘ゲームストリートファイター』の続編をカプコンUSA(カプコンのアメリカ法人)から要望されて、日本におけるベルトスクロールアクションゲームの傑作である『ダブルドラゴン』の影響を受けて製作された。その時の仮タイトルは『ストリートファイター'89』。しかしカプコンUSAが望んでいたのはあくまで対戦型格闘ゲームであって、アクションゲームではなかった。そういう意味ではいわば“期待外れ”な作品であったはずの『ファイナルファイト』だが、『ダブルドラゴン』以来のベルトスクロールアクションの傑作として、同ジャンルに「ファイナルファイトタイプ」という通称を定着させるほどに大ヒットし、さまざまな類似ゲームを生み出すに至った。あくまで対戦型格闘ゲームを欲しがったカプコンUSAの要望で作られたもう1本の作品が『ストリートファイターII』である。

その出自から『ストリートファイター』と世界観の共有が設定されており、後に本作のキャラクターは敵味方含め『ストリートファイターZERO』シリーズを始めとする他の『ストリートファイター』シリーズにも登場している。人気キャラクターであるマイク・ハガーは背景カメオとしてのみでプレイヤブルキャラクターとしての登場は無いが、他シリーズの『マッスルボマー』には「マイク“マッチョ”ハガー」のリングネームで登場している。

現在、商標などの全ての知的所有権はカプコンUSAが保持している(『ストリートファイター』シリーズなどと同様)。

シリーズの全世界累計販売本数は320万本[1]

基本システム 編集

プレイヤーキャラクター3人から1人を選択し、街中を進み、現れる悪人達をパンチやキック、投げや必殺技、武器を駆使して倒して行く。

このベルトスクロールアクションゲームのシステムは、先にテクノスジャパンが発売していた『ダブルドラゴン』が初であるが、ベルトスクロールアクションゲームの知名度を一気に知れ渡らせたのは本作であり、後に対戦型格闘ゲームが隆盛するまでは、シューティングゲームと並んでアーケードゲームの定番であった。

横からの視点だが、プレイヤーは上下(奥行きがあり、画面上は奥と手前への移動となる)左右に自由に移動できる。体力は画面上にゲージで表示される。

ファイナルファイト 編集

シリーズ第1作。1989年にアーケードで発表された後、翌年スーパーファミコンに初移植。さらに後にX68000メガCDファミリーコンピュータゲームボーイアドバンスプレイステーション2でも移植版が発売された。

大西洋に面した[3]都市「メトロシティ」。マイク・ハガー市長は犯罪に満ちた街に正義をもたらそうと、メトロシティを牛耳る暴力集団「マッドギア」に徹底的な弾圧を加えた。しかしマッドギアはその応酬として、ハガーの娘であるジェシカを誘拐する、という卑劣な報復を与えた。時代設定は1989年となっている(SFC版では1990年、メガCD版では1992年の設定になっている)。

開発スタッフは後年、映画ストリート・オブ・ファイヤー』にインスパイアされてできた作品だと明かしていた。主人公の名前や、スラム街を舞台にギャングとの戦いを繰り広げるという世界観の設定などに影響が色濃くうかがえる。

難易度は非常に高いが、簡単で爽快な内容と、テクニックを覚えると有利に進められるバランスの良さがヒットを博した。また、その人気と難易度の高さゆえに連コインが問題となった。

操作方法 編集

8方向1レバー+2ボタン(攻撃・ジャンプ)で操作。

レバーで8方向に移動する。Aボタンで攻撃。連打で連続技を出す(コーディーは4回、ガイは5回、ハガーは3回で1セット)。Bボタンでジャンプ。ジャンプ中も攻撃可能で、普通は飛び蹴りを出し、レバー下入力をしながら攻撃すると他の技に変化する。

攻撃はプレイヤー同士でも当たってしまい、わずかにダメージを受ける。敵を投げる時も同じで、注意しなければ巻き込んだり巻き込まれてしまう。

Aボタン・Bボタン同時押しで必殺技。一定時間無敵になって周りを攻撃できるが、必殺技がヒットした際体力を微量に消費する(体力が少ないと使えない。また必殺技がヒットしなかった場合には体力は消費しない)。攻撃を受けてのけぞっている間に出せる唯一の技であるため、攻撃というよりは緊急回避に近い。実際は同時に押すより、Aボタンを押しながらBボタンを押す(逆でも可)方が成功しやすい。

相手に接触すると、相手を掴む。Aボタンで3回まで掴み攻撃、レバーを倒してAボタンでその方向に投げる。投げた方向に敵がいる場合、その敵もダメージを受けてダウンする。敵に捕まれたり、倒れてしまったときは、レバガチャやボタン連打で脱出・復帰できる。

落ちているアイテムをAボタンで拾う。アイテムは得点アイテム・回復アイテム・武器アイテムの3種類がある。一部の家庭用では1UPや一定時間無敵などの特殊アイテムが存在する。

武器アイテムを拾った後はAボタンで武器を利用した攻撃を繰り出す。武器アイテムは一度でも攻撃を受けると落としてしまう。落とした武器アイテムは大抵消えてしまう(稀に消えない場合もある)。また、面の変わり目に到達すると武器アイテムを手放してしまう。

武器での攻撃はパンチなどの通常攻撃に比べると非常に攻撃力が高くリーチが長い他、当てると必ず相手のダウンを奪える。このため、当たり判定が大きい攻撃を仕掛けてくる敵キャラクターと相性が良い。

プレイヤーキャラクター 編集

2人で協力してのプレイも可能で、その場合この3人から2人を選んでゲームを進める。キャラクターの詳細については当該項目を参照。

コーディー
恋人ジェシカをさらわれた、本作品の主人公。ケンカの天才でありマーシャルアーツナイフ捌きの名手。3人のプレイヤーキャラクターの中では攻撃力・動作は平均的。ナイフを手持ち武器として使うことができる。攻撃判定の大きいジャンプ膝蹴りや、一度出せば着地するまで攻撃判定が出っ放しになるジャンプキック、リーチは短いながらも(ソドムの剣なしタックルを目押しで止められる)食らい判定の小さいパンチ、そして前述のナイフ連打など、性能面では他の2人に比べてかなり優遇されている。パンチ連打は4連打で1セットで、最後はアッパーカットで締める。強力だが、ややスキが生じる。1コインクリアが最も容易なキャラクターといえる。
ガイ
武神流忍法39代目伝承者の忍者であり格闘技の達人。コーディーの友人であり、義侠心から助太刀をする。動作が素早く、三角跳びが使用可能。日本刀を使うと攻撃判定が広がる。パンチはめと三角飛びが強力で扱いやすいが、コーディーと比べて性能の劣る面が多く、攻撃力の低さ、リーチがあるがパンチの食らい判定の大きさ(ソドムのタックルを止められない)、ジャンプキックが途中で引っ込む、多数の敵に挟み撃ちされると最も脆いなど、1コインクリアが最も困難なキャラクターとされ、特に最終防衛ラインをノーミスで抜ける事は至難である。パンチ連打は5連打で1セットで、最後は回し蹴りで締める。ほぼスキがなく、このパンチ連打とパンチはめ、壁があれば三角蹴りと素早い動きで、先手先手で敵の動きを封じていく事が肝要である。
マイク・ハガー
ジェシカの父親でメトロシティ市長。元プロレスラーだけに強力な投げ技と高い攻撃力を持つ。敵を持ち上げることができ、フライングパイルドライバーは強力。鉄パイプを使うと素早く振ることができる。又、SFC版とガイ版、GBA版は日本刀とナイフと同等の攻撃力になる。破壊力に特化したキャラクターであり、パンチ連打は遅く動きも遅いが、当てればダウンを奪えるフライングボディプレス、起き上がり直後まで無敵の通常投げのバックドロップ、体力の半分を奪うパイルドライバーなど、性能面だけを見ればコーディーにも劣らない。特に投げ続ける限り、延々に無敵時間が持続するバックドロップ連打はハガーの象徴と言え、敵の数が多ければ多いほど有利になるという他の2人では考えられない特性を持つ。ツボにはまれば最終防衛ラインさえ一瞬で終わる事もある。ただ、その状態に持っていくまでが非常に難しい、良くも悪くも上級者向けキャラクターである。なおアンドレの突進を唯一パンチで止められないキャラクターなので、状況にもよるがアンドレが天敵となる。パンチ連打は3連打で1セット、最後はダブルハンマーダウンで締める。

ノンプレイヤーキャラクター 編集

ジェシカ
マイク・ハガーの娘でコーディの恋人。ゲーム上では1面のダムドにさらわれるシーンと最終面のベルガーと共に登場する。デモ画面時のテレビに映るシーンで彼女がブラジャーの姿にされているのは日本のアーケード版のみの演出である(ただし、PS2に収録されている「カプコンクラシックスコレクション」でもこの演出が見られる)。家庭用版の同シーンでは誘拐時に着ている赤い服に変更されている。

マッドギア 編集

雑魚キャラクター 編集

ブレッド、ダグ
最も弱い雑魚キャラクター。ブレッドは灰色の服を着た白人男性で、ダグは赤い服を着たサングラス&スキンヘッドの黒人男性。AC版でドラム缶を転がしてくる方は体力が低い。ブレッドは初代における最初のボーナスステージで破壊する車輛の持主(ただし、GBA版および携帯アプリ版では灰色の服を着たダグに変わっている)。
『マイティ』にはブレッドに見た目と能力が似ている雑魚キャラクター「アイアン」が登場する。
ジェイク、シモンズ
二番目に弱い雑魚キャラクター。ベストを着用している。ジェイクは青い服でヒゲ面の男性で、シモンズは黄色い服でサングラスをかけた黒人男性。飛び蹴りをする以外は性能的にブレッドやダグと大差が無い(ただしSFC版、ガイ版、GBA版、携帯アプリ版では飛び蹴りをしない)。
J、ツーピー
素早い動きで一気に間合いを詰めてのパンチが特徴的な敵。不意の一撃を喰らいやすいが、体力は低め。なお、たまに繰り出すダッシュには無敵時間がある。
Jは金髪にバンダナ、黄色の上着と青のジャージを着た男。ツーピーはモヒカンにサングラス、橙色の上着と緑のジャージを着た男で、書籍では同じカプコン開発のシューティングゲーム『ロストワールド』の2Pキャラクターと似ていることからその名がついたという説が有力、と書かれている[4]。ツーピーの背中の絵はAC版とX68000版、CD版は龍であるのに対し、SFC版とガイ版、GBA版はJと同じくプルトニウムのマークである。
『マイティ』にはJに見た目と能力が似ている雑魚キャラクター「ゲイル」が登場する。
アクセル、スラッシュ
バイカースタイルの長身の男。こちらの攻撃を的確にガードし、非常に攻撃力の高いハンマーナックルや蹴り技で攻撃してくる。キャラクターの名前の元ネタはアメリカのロックバンドガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズとスラッシュから。アクセルは灰色の服でバンダナを巻いた長髪の男、スラッシュは焦げ茶色の服で短髪の男。
『マイティ』には外見は違うが能力が似ている雑魚キャラクター「サージ」が登場する。
グラハム・オリバー、ビル・ブル、ワン・フー
肥満体の大柄な男。巨体を活かした頭突き攻撃が得意で、登場時には画面外から突進してくることが多い(特に複数が時間差をおき、変則的に走ってくる)。その場で頭突きやハイキックを放つこともある。グラハム・オリバーは青いズボンを着用し、揉み上げだけ残したスキンヘッドの吊り目の男。ビル・ブルは灰色のズボンを着用し、ヒゲと側頭部の髪を伸ばして頭頂部が禿げあがった男。ワン・フーは緑色のズボンを着用した辮髪頭の中国系
ハリウッド、エルガド
ナイフ使いのゲリラのような男。スライディングとボディブローの他に、ナイフを使った多彩な攻撃を仕掛けてくる。オレンジ色の服がハリウッドで、黄緑色の服に中東風の髭面なのがエルガド。ハリウッドは赤い服で現れる場合があり、こちらは火炎瓶を投げてすぐに逃げるが、体力が極端に低く、自分の投げた火炎瓶の火柱で自滅する事もある。
エルガドは『リベンジ』にもプレイヤーキャラクターの一人として登場し、サソリの動きを模した奇妙な拳法を使う。また『ストリートファイターZERO』シリーズでは両者ともにロレントの部下として登場し、ハリウッドはスーパーコンボ「テイクノープリズナー」使用時にロレントを援護する。
『マイティ』にはエルガドに見た目と能力が似ている雑魚キャラクター「テキーラ」が登場する。
ロキシー、ポイズン
外見はパンク・ファッションの巨乳ギャルだが、正体はニューハーフ。マッドギア構成員の中で特に身軽で、時々トンボ返りしながら登場する。髪の色がオレンジの方がロキシーで、ピンク色の方がポイズン。『マイティ』に登場しているのはポイズンの妹のポイズンキッス(こちらは正真正銘の女性)。
ポイズンは『リベンジ』にプレイヤーキャラクターとして登場し、本編と違ってムチ攻撃を使う。日本版で追加されたEDでは当初の設定通り本物の女性になっている。『ストリートファイターIII』シリーズ(『2nd』以降)でヒューゴー(下記を参照)のマネージャーとしても登場している。『ストリートファイター X 鉄拳』で再びプレイヤーキャラクターとなり、ムチ攻撃は継続。
アンドレJr、アンドレ 、F.アンドレ、G.アンドレ、U.アンドレ
アンドレ・ザ・ジャイアントがモチーフの大男。姿は同じだが色違いの弟(アンドレJr)や父(F.アンドレ)、祖父(G.アンドレ)、叔父(U.アンドレ)がいる。父と祖父はステージ3の中盤の地下リングで1回しか出ない(2人同時プレイでは叔父も登場する)が、実はこの父、祖父アンドレはボスキャラクター扱いなので、ダウン後起き上がりが無敵である。殺人パンチ、首絞め、突進、のしかかり、パイルドライバーなどの多くの攻撃を持ち、また体力が最も多い雑魚キャラクター。ハガーと共に『ファイナルファイト』シリーズ全てに登場している唯一のキャラクターでもある。
『リベンジ』にもプレイヤーキャラクターとして登場した。また、『ストリートファイターIII』シリーズ(『2nd』以降)ではアンドレに類似したヒューゴーというキャラクターが登場、アンドレ一家との関係は不明。

ボスキャラクター 編集

ボスキャラクターの注意すべき共通点として、ダウンさせた後の起き上がりから僅かの間無敵という点が挙げられる。従ってボスキャラクターを体力あとわずかに追い込んだ状態でダウンさせ、必殺技やパンチ連打を重ねてゴリ押しで倒すという方法は実は危険である(実際ほとんどうまくいかず大ダメージで反撃される)。第3ラウンドの地下リングに出てくる、Fアンドレ・Gアンドレ・Uアンドレもボスキャラクター扱いである為、同様である。

ダムド
第1ラウンドのボス。金髪でサングラスをかけているレゲエ風の大男。マッドギアの幹部でありながらFBIとも通じており、金のためなら何でもやる男。ストロベリー・サンデーが大好物(SFC版の説明書より)。ジェシカを誘拐した張本人。プレイヤーの技がヒットしない場所に2回ほど逃げて、口笛で雑魚敵を何人か呼び、しばらくすると跳び蹴りをしてくる。デモ画面でハガー相手に手の込んだ宣戦布告をする他、ステージ1にも一瞬だけ姿を見せて、ジェシカを連れ去る(SFC版ではカット)。『マイティ』では「ゲヒゲヒ」と笑い、ボス戦前の会話の選択肢で小馬鹿にすると勝手にダメージを受ける。『リベンジ』にも登場し、エンディングではマキと覚しき女性をナンパしてフラれている。
SNKの対戦型格闘ゲーム『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では春麗エンディングに登場している。
ソドム
第2ラウンドのボス。唯一ステージボスの中では雑魚敵を引き連れず、単独で勝負を挑む。上半身にアメフトの防具を装着し、頭には日本の兜を被った、怪しい出で立ちのアメリカ人。日本刀とアメフト仕込みのタックルを武器に戦う。日本刀の攻撃を連続で喰らえば、あっという間に倒されてしまう。またタックル攻撃も非常に当たり判定が大きく脅威である。しかも打撃に対する耐久力が他のボスに比べて遥かに高く、掴み攻撃・武器攻撃以外では殆どダメージを与えられない。好きなものはスシとゲイシャ。後に『ストリートファイターZERO』シリーズに登場。
『マイティ』では3兄弟となっていて、後のステージ(『マイティ』の第4ステージと最終ステージ)にも登場し、それぞれ兜の色と攻撃パターンが異なる。
エディ.E
第3ラウンドのボス。警察官でありながら、マッドギアの幹部をしている卑怯者。さらにその職を利用してやりたい放題やっていた。拳銃警棒が武器。登場時に彼はガムを吐き捨てるが、その吐いたガムが回復アイテムになっており、拾う(食べる)と体力が大幅に回復する他、体力が満タンの場合には42910点のボーナスが入る(この点数は企画者NINの誕生日である)。攻撃範囲が広く、不用意に近づくと掴まれて銃底で殴られるか警棒で打たれる羽目になる。また体力が少なくなると、距離を取りながら拳銃を発砲してくる(仲間であるはずの雑魚敵も当たると大ダメージを受ける)。さらに倒すと、起き上がって悶え苦しむ背後に当たり判定があり、攻撃すると得点も入る。好物は血のしたたるステーキ。『マイティ』では登場しない。『ストリートファイターZERO3』では脱獄したコーディーを追いかけており、コーディーの勝利ポーズに登場する。
ロレント
第4ラウンドのボス。元軍人で、棒術を用いて戦う。エレベーター上昇時にも梯子を上りながら手榴弾を落とすが、同時に武器アイテム・回復アイテムも落とす。画面奥のフェンスへ飛び乗り、または左右のフェンスを三角飛びして蹴りかかる技を得意とする。下手に近づくと、投げ技やリーチの長い棒攻撃を受けて即座に倒されてしまう。残り体力が少なくなると蹴りかからなくなり、激しく小刻みに動きながら手榴弾をばら撒き、体力が0になると自らに手榴弾を投げて自決する(この際の爆風に攻撃判定は無いため、側に居てもダメージは受けない)。SFC版(『ガイ』も同様)と『マイティ』では登場しない。『ファイナルファイト2』にも登場し、相変わらず爆弾をばら撒く攻撃でプレイヤーを苦しめる。後に『ストリートファイターZERO』シリーズ(『ZERO2』以降)、『CAPCOM VS SNK』シリーズ(『2』のみ)にも登場した。
アビゲイル
第5ラウンドのボス。マッドギアの中でもトップクラスの怪力の持ち主だが、同時に頭が最も悪い。攻撃範囲がかなり広く、ジャンプ攻撃も逆に掴まれて投げられてしまう。SFC版では攻撃力がAC版より上がっている。首から下はアンドレのキャラグラフィックを流用している。異常な攻撃力とシンプルな技(殺人パンチや突進、咆哮しながらの突進パンチ、つかみ投げ)が特徴。エディ.Eと同じで、倒すと悶え苦しむ背後に当たり判定がある。ボスキャラクターで何故か唯一『リベンジ』には登場していないが、『ストリートファイターZERO2』にてガイのホームステージ背景に他のマッドギアの元メンバー達と共に登場している。
『マイティ』では「マッドギアのクイズ王」を自称し、3面でのボス戦前にゲーム内容に関するクイズを出題してくる。それに全問正解するとコンティニュー回数を1回追加してくれるが、攻撃パターンにキス攻撃が追加される。
ベルガー
マッドギアの総統で最終ボス。実は巨大企業の総裁でもある。歩くのが面倒くさいらしく(カプコンの開発スタッフの談によれば「歩くキャラパターンを作る容量がなかった」らしい)、車椅子にジェシカと一緒に乗りながらボウガンを連射し(パンチやキックで叩き落とせる)、体力が残り少なくなると窓際でジャンプし出すという行動パターンを持つ。主人公らに敗れると窓を突き破ってビルから転落する(それでもボウガンは手放さない)。なおナイフカンストを使えばボウガンを撃ってこなくなり、事実上の無力となる。
初代で転落死したかと思いきや、『リベンジ』でゾンビ化して再登場した。また『マイティ』では体の半分をサイボーグ化して登場し、ロケットパンチを放ってくる。

アイテム 編集

ステージ中にあるドラム缶・ゴミ箱・木箱・タイヤ電話ボックス・看板・転がるドラム缶などの障害物を破壊すると出現する。柱などの背景に隠されているものもある。

回復アイテム
体力が満タンの時は得点が入る。

(総体力を144ポイントと換算)

家庭用では数種類のアイテムが削除されている。
得点アイテム
武器アイテム
ナイフは投げ(コーディーのみナイフを投げずに手に持って攻撃できる)、鉄パイプ・日本刀は振って攻撃する。
攻撃力:ナイフ=日本刀>鉄パイプ
  • 画面上に複数の武器が出ているときは、代わる代わる持つことで武器を移動させられる。つまり、鉄パイプ・日本刀を自力で手放すにはナイフに持ち替えるしかない。
  • 鉄パイプと日本刀はリーチと攻撃力が上がるが、1発の攻撃速度が遅くなり、通常攻撃より縦に対する攻撃判定が狭くなるので、隙が非常に大きくなる点に注意する。
  • 武器を持って画面の切り替わりに到達すると得点が入る。
    • 日本刀 - 1000点
    • 鉄パイプ - 800点
    • ナイフ - 500点

ラウンド構成 編集

  • ラウンド1 - スラム街 (SLUM)
    スラム街→地下道→地下鉄駅前(ボス)と進む。
  • ラウンド2 - 地下鉄 (SUBWAY)
    プラットホーム→地下鉄車内→線路上→地下プロレスリング(ボス)と進む。
  • ボーナスステージ1
    車破壊。制限時間内に左右のドアとボンネットを破壊する。鉄パイプが落ちている。車の持ち主はブレッドであり、ステージ終了後に登場して涙を流す演出がある。また、車のナンバープレートにはなぜか「JAPAN」としか書かれておらず、単純考察するとこの車は日本製の模様。
  • ラウンド3 - ウエストサイド (WEST SIDE)
    街中→酒場→金網レスリング→街中(ボス)と進む。AC版・GBA版は酒場から街中へ出ようとすると、アンドレJrがダッシュしてプレーヤーを捕えて金網に連れていく演出がある。
  • ラウンド4 - 工業地帯 (INDUSTRIAL AREA)
    工場→エレベーター(ボス)と進む。工場前半部は床から炎が噴き出る仕組みになっており、これを利用して敵の自滅を待つ手段もある。このステージはSFC版とガイ版には無い。GBA版はこれをネタにZERO3版コーディーが「警察官(エディ・E)をブッ倒して、そのまま近道をして海沿いを歩いた。」と会話している。
  • ボーナスステージ2
    ガラス破壊。制限時間内に16枚のガラスを割る。ガラスの中心を叩けば1発で割れ、中心から少しずれるとひびが入る(もう1発叩けば割れる)。端を叩くと回転し、巻き込まれると倒れてしまい、ダメージは無いが時間のロスになる。AC版では工業地帯の後に始まるが、SFC版とガイ版とGBA版では湾岸地帯の後に始まる(GBA版はガラスがある配置も変わっている)。
  • ラウンド5(※SFC版とガイ版はラウンド4) - 湾岸地帯 (BAY AREA)
    公衆トイレ(スプレーで書かれた "SEXY"(SFC版では "KISS")という落書きがある)を間に挟むだけで、湾岸地域を一直線に進んでいく。フェードアウトして画面が切り替わらず、また残り時間の回復が無い唯一のステージなので、タイムオーバーとなることが多い。
  • ラウンド6(※SFC版とガイ版はラウンド5) - アップタウン (UP TOWN)
    ビル手前とビル玄関→エレベーターで移動→ビル中庭→ビル内部→最上階(ボス)と進む。エレベーターで移動する最中に敵は登場しない(一部は移動する演出もない)。ビルの内部ではシャンデリアが落下し、当たるとダメージを受けるが、敵の体力を減らすのにも利用できる。また、中にアイテムが入っていることもある。シャンデリアの他は、通るとキャラクターが見えなくなる柱の内側にアイテムが隠れている。

テクニック 編集

基本戦法
囲まれると明らかに不利になるため、敵を一箇所に集め、背後を取られないように戦うのが基本となる。また普通に攻撃を受けるより、必殺技を使った方が基本的にダメージが少ないので、必殺技を出し惜しまない方が良い。
バックジャンプ
ジャンプとほぼ同時にレバーを自分の向きと逆に倒すと、バックジャンプする。バックジャンプ中はコーディー・ガイはそれぞれ膝蹴り・肘落とししかできないが、飛距離はジャンプより長い。ハガーの場合はバックジャンプ中にボディプレスをするという離れ業をやってのける。普通のジャンプ攻撃は避けられることが多いが、この攻撃には敵は反応しない。
パンチ投げ
攻撃中にレバーを上・下・後ろのいずれかに倒していると、最後の攻撃の代わりに相手を逆方向に投げる。投げのモーションには無敵時間があるため、挟み撃ちを受けたときや後方の敵を攻撃する際などに有効。
パンチはめ
攻撃中に逆方向を向いて空振りさせると、次にボタンを押したときは必ず1段目が出る。これを利用し、3段目(コーディー・ガイ双方)か4段目(ガイ限定)を逆向きに空振りさせ、再び攻撃を繰り返すと、相手を一切身動きさせないまま攻撃を浴びせ続けられる。ハガーでも可能だが、2段目を空振りさせる必要があるため難しい(ボタンにオート連射機能が無ければほぼ戦力にはならない)。失敗のリスクは有るが、成功し続ければいかなる強敵も一方的に倒せる。ただしAC版のみ、ロキシーとポイズンには宙返りで回避されうる。
ゲームバランスを壊しかねないテクニックだが、開発陣はGBA移植の際に『ファミ通』誌上にて「パンチはめがなければ『ファイナルファイト』ではない」といった旨のコメントをしている。
ナイフカンスト
画面内に武器は6本(AC版)または3本(SFC版とガイ版、GBA版)までしか出現できないため、地面にナイフ・鉄パイプ・日本刀が計6本落ちていると、ハリウッドやエルガドがナイフを出してこなくなる。エディ・Eの撃つ弾丸やベルガーの撃つボウガンの矢も武器扱いであるため、ボス出現地点で武器が6本落ちていると、それらの攻撃ができずに無力と化す。ただしナイフカンストを使ってもエディ・Eは警棒や掴み攻撃が脅威である。
錬金
障害物を破壊する一瞬に特定のレバー操作をすると、中身が必ず高価な得点アイテムであるダイヤモンドか金塊になる現象。中身が固定されている障害物や必ず中身が空である場合でも変化するため、大幅なスコアアップが見込めるが、タイミングは非常にシビアである。ラウンド6の落ちてくるシャンデリアでさえも可能。
このテクニックが発見されたため、全国のハイスコアが大きく塗替えられた。一部では一連の入力をインプットし、確実に錬金できるようにする「錬金ボタン」を自作・搭載した筐体も現れた。
樽乗り回避
AC版でのみ可能。第2ラウンド地下鉄内で最後の運転席らしきところに樽が4個ある。そのタルに乗って敵(オリバー、ハリウッド、エルガド、アンドレJr)から攻撃を受けない位置に移動しタイムオーバーまで待つと、ノーダメージで自動的に次の線路の面に行ける。ただしタイムオーバーまで非常に時間がかかり、敵を全滅させる方が遥かに早い上、スコアにも差が出てしまうので、実用性はあまり無い。

その他 編集

ゾンビ化現象
AC版のみ起こる現象。自キャラクターが復活するとき、画面上の立っている敵全てがごく僅かのダメージ(復活ダメージ)を受けダウンする。こちらが敵を倒す瞬間にこの復活ダメージを同時に当てると、その敵が死ななくなってしまう。体力ゲージは無くなり、また攻撃を当ててものけぞりポーズすら出ず、掴むこともできない。こちらへの攻撃を防ぐすべは無いため、敵キャラクターがこの状態になるとゲームを進めるのはほぼ不可能になる。エルガド、ハリウッドと戦っているときよく起こる。

移植版 編集

スーパーファミコン版 編集

1990年12月21日発売。発売当時のROM容量の都合とハードの性能差により、元のアーケード版と比較すると異なる部分が多いが、ゲーム性自体はAC版の魅力を概ね再現しており良好な移植だった。スーパーファミコン初期の貴重なアーケードの大ヒット作の移植作品であり、初期のキラーソフトであったことは間違いない。2007年4月17日からWiiバーチャルコンソールで配信された。

アーケード版から削除および変更された箇所

プレイヤーキャラであるガイの削除、第4ステージが丸ごと削除され1ステージ少ない構成、2人同時プレイの削除、1画面に同時に登場する敵キャラは3人まで(AC版では最大10人まで出現する)、シーン切り替え時の演出、プレイヤーキャラおよび敵キャラの一部音声のカットと変更、一部背景の描き込みの簡略化、一部アイテムの削除、OPのジェシカが下着姿ではなく赤い服へ変更、第5ステージ(AC版の第6ステージ)のエレベーターを降りた後のBGMが、AC版の第4ステージの前半部分と同じになっている(本来は同第4ステージの後半部分と同じで、本作ではこのBGM自体が収録されていない。これは後述の『ガイ』版でも同様)など。

スーパーファミコン版 『ファイナルファイト・ガイ』 編集

1992年3月20日発売。前作のSFC版ではROM容量の都合で削られてしまったガイは、使用キャラとしてはむしろコーディー以上に人気があったため、ユーザーからの声に応える形で、プレイヤーキャラをガイにした特別編が数量限定で発売された。また、特典としてアレンジサウンドを収録したシングルCDも付属していた。

本作は前作SFC版の再移植作となるため、ベースとなる基本部分は概ね同一であり、2人同時プレイや第4ステージの削除や、1画面内に同時に出現する敵キャラも3人までなどの仕様も据え置きとなる。また、ROM容量も前作と同じ8メガビットのままであり、今作ではガイと入れ替わりにコーディーがカットされており、プレイヤーはスタート時にガイかハガーのどちらかを選択してプレイする。ただしオリジナルの要素もいくつか加えられており、主な変更・追加要素は以下の通り。また、後に発売された続編である『2』『タフ』、復刻リメイク版の『ONE』には、それらのいくつかの要素が受け継がれていった。

ファイナルファイトガイでの追加変更箇所

OPにガイ主体のオリジナルのカットとセリフを追加。アイテムに「1UP人形」と「無敵ジェシカ人形」の追加。オプション画面のサウンドテストで、AC版第4ステージの後半部分および第6ステージのエレベーター以降のBGMだけは聴ける。前作でカットされたステージ3のバーの店内の客の絵を追加。難易度をハード以上でクリアすると、ガイとジェシカが会話する本作オリジナルのエンディングが見られる。また、最高難易度でクリアすると、最後におまけとしてアーケード版のエンディングでガイがコーディ-にパンチを1セット入れる演出がSDキャラクターによって再現。体力回復アイテムの一部を変更(前作の骨付き肉・カレーライス、ぶどう、バナナが、本作では鶏の丸焼き・寿司、みかん、パイナップルなどになっている)。第4ステージでの背景にいる犬に、プレイヤーキャラの足の間から顔をのぞかせる位置に移動させしばらく待つと、体力が回復するという裏技の追加。

また、ゲームの難易度のバランスも変更されており、敵の配置が初代SFC版ではアンドレがいなかった所に、本作ではアンドレがいるなど若干違っている。また難易度のランクにより登場する敵の内訳も変化する。

X68000版 編集

1992年7月17日発売。カプコンのX68000参入第1弾タイトル。SFC版と違って2人同時プレイができ、第4ステージも削除されていない。またメガCD版のように操作感覚が違うようなこともなく、パンチの連打速度もAC版と同等である。グラフィックや音楽もAC版と見分けがつかないレベルに達しており(変わっているのは文字のフォントや、敵や背景などの色その他)、同時に出現する敵キャラが基本的に4人までな点(X68000のスプライト表示上の制限)以外は移植度が高い。X68000はこの頃カプコンの開発用に採用されていたマシンであり、ソフトも本家カプコンから積極的にリリースされていた。

メガCD版『ファイナルファイトCD』 編集

1993年4月2日発売。本作はカプコンではなくセガより発売された。アーケード版に登場していた全てのキャラクターを収録、2人同時プレイが可能、第4ステージを含めた全ステージを収録など、先行発売のSFC版でカットされていた要素を収録している点を発表時には強くアピールし、グラフィックはアーケード版に準拠、画面上に出てくる敵の数も最大4人でよりアーケード版に近い出来というのを売りにしていた。また、新たに描き起こされたデモシーンの追加や、声優による台詞の音声の追加や、BGMのアレンジなど、CD-ROMの特製を活かした独自要素も盛り込まれた。ただし、攻撃時のパンチの連打がやりにくいなど、アーケード版と比較するとゲーム性が著しく異なるなどの差異がある。

ファミコン版 『マイティ ファイナルファイト』 編集

1993年6月11日発売。キャラクターが2頭身にデフォルメされていて、ダムドとの心理戦や、クイズ王になったアビゲイルのクイズやあつーいキス攻撃など、ファミコン向けにコミカルなアレンジがされている。 使用可能なキャラはAC版と同じくコーディー、ガイ、ハガーの3人が登場するが、2人同時プレイは出来ない。システムはアクションゲームながらも、経験値によるレベルアップ制を取り入れていて、レベルが上がればそれぞれに用意された必殺技が使用可能になる。

AC版とはステージ構成が異なり、エディとロレントは登場しない。しかし新たなボスキャラクターが追加され、ソドムの兄がボスとして戦いを挑んでくる。本作ではソドムは3兄弟となり、最終ステージでは中ボスとして長兄が待ち構えている。

ゲームボーイアドバンス版 『ファイナルファイトONE』 編集

2001年5月25日発売。ゲームボーイアドバンスのロンチ作として発売された。任天堂ハードであるためか、AC版に準拠というよりは、過去に発売のSFC版とガイ版の要素が強い移植であり、細かいキャラの動きの違いやアイテム構成、敵の配置などは概ねガイ版に順ずる(ジェシカ人形・1UP人形なども『ガイ』に引き続き登場)。 本作ではSFC版では削除されていた第4ステージや細かいシーン切り替え時の細かい演出なども収録され、待望のガイ、コーディー、ハガーの3人とも使用可能、通信ケーブルを使った2人同時プレイなどが盛り込まれた。また携帯ゲーム機への移植ということもあってか、デモの台詞などの文字フォントは大きく読みやすく変更されている。

全体的にグラフィックや効果音や操作性などが向上しており、画面内に出てくる敵数も最大6人へと増加し爽快感も増している。またプレイ中に倒した敵の数はカウントされて記録され、それに応じたシークレット要素の解放など、時代に合わせたオリジナル要素も盛り込まれた。これらにはパンチのオート連射や、グラフィックが『ストリートファイターZERO3』に準拠で、性能が強化されたコーディーとガイが使用可能などがある。またボス戦前には会話シーンも追加されており、プレイヤーキャラとボスキャラに新たに顔グラフィックが描き下ろされている(ただしソドム、ロレントと隠しキャラの顔は『ZERO3』版の流用)。ZERO3仕様のコーディまたはガイでステージクリアすると、ステージクリアを表示する代わりに、ZERO3のグラフィックに加えてセリフを表示する。本作のパッケージイラストは当時SNKから移籍したばかりの森気楼が担当した。

PS2版『カプコン クラシックス コレクション』 編集

単独の移植ではないが、2006年3月2日発売のプレイステーション2用ソフト『カプコン クラシックス コレクション』内に『ファイナルファイト』がAC版そのままの移植で収録されている。AC版から数えて実に17年を経て、初めて家庭用ハードに完全移植された形となった。だが、一部にノイズが入るバグがあった。修正版では無くなっている。

携帯アプリ版『ファイナルファイト』 編集

2004年に配信開始。キャラクターはガイ、コーディ、ハガーの3人の選択が可能で全6ステージ。ただし、技のアニメパターンの削減、デモシーンの廃止、背景グラフィックの簡略化がなされている。クリア後の隠し要素として、GBA版と同じく「Z-CODY(『ZERO3』仕様のコーディ)」「Z-GUY(『ZERO3』仕様のガイ)」を使える。アプリ選択時のイラストはGBA版パッケージと同じ森気楼のもの。

携帯アプリ版『ファイナルファイト』(メガアプリ・リメイク版) 編集

2010年4月に配信開始。最新の携帯電話の規格に合わせて新たに発売された。前携帯アプリ版の容量の都合で削られていた要素を追加した事で、GBA版に近い仕様になったが、旧アプリにあった隠し要素「Z-CODY」と「Z-GUY」は本バージョンでは廃止された[5]。また、敵キャラクターではグランドファーザー・アンドレのみ登場しない。

iOS(iPhoneアプリ)版 『カプコンアーケード』 編集

2011年4月1日より配信開始(ゲーム単体は350円で販売)。iPhone/iPod touch向けアプリの『カプコンアーケード』にアーケード版を収録。このソフト自体は無料配信だが、ゲーム内で1日に1回、3枚配布されるフリーチケット(有効期限は当日のみ)を使い、収録ゲームを選択して起動するシステムとなる。それ以上プレイしたい場合は別途で10枚セットの「コイン」を115円で購入か、ゲーム単体を350円で購入する必要がある。また、チート機能を追加できるスペシャルアイテムを追加パックで購入可能や、プレイ内容に応じてイラストギャラリーの解放など、時代や供給ハードに合わせた仕様が盛り込まれた。また、OPでジェシカの下着姿のシーンを丸ごとカットしていたり、体力回復アイテムのアルコール関連は、外観のカラーを白に変更してスポーツドリンクのように見せるなど、現代の倫理基準に沿ったと思われる変更点が見受けられる。

Amiga版 編集

1991年発売。移植担当はCreative Materials、販売担当はU.S.GOLDが行った。移植作では初めてハガー、コーディ、ガイが全員選択可能だった作品。アーケード版のオープニングデモ、キャラ紹介をほぼ忠実に再現している。SFC版では削除された第4ステージがプレイ可能であり(ただし途中までしか収録されていない、詳細は後述)、画面上に出てくる敵数も最大4人である。しかしながら、アーケード版と比較すると多くの相違点があり、移植度は低い。 主な相違点は以下の通り。

  • ゲーム中、BGMが流れるのはオープニングとエンディングのみ。
  • ダムドが雑魚敵を呼ばない(その代わり、お供にアンドレが登場する)。
  • 敵キャラの体力が低めに設定されている。
  • ラウンドクリア後のクリア表示がカットされている。
  • 色数が少ない。
  • 敵キャラを倒した直後にスプライトが消える。
  • アンドレJrのドットパターンがアビゲイルと同じ。そのため、第5ステージのボスが登場しない。
  • 第4ラウンドの序盤で出現する炎が全てカットされている。
  • 第4ラウンドが前半部分しか収録されていない(エレベーター→ボスまでの道は全てカットされており、ロレントも出現しない)。
  • ドラム缶などの障害物が全く出現しない。アイテムは道中にそのまま放置されている。
  • ベルガーの体力を減らしても行動パターンが変わらない。また、ベルガーの車椅子にジェシカは乗っておらず、倒しても窓から落ちずにそのまま消える。
  • エンディングは「あなたはマットギアのボスを倒し、メトロシティの人々に安全が戻った」という旨のメッセージが表示されるのみ。

英語版 編集

英語版では日本版から様々な変更点が存在する。以下に列挙する。

  • ポイズンとロキシーは当初は女性キャラクターの設定だったが、アメリカでの稼動中に夫からドメスティックバイオレンスを受けていた女性から「女性に対する暴力を助長する」という抗議を受けた際、カプコンが「実は彼女ではなく彼だから問題ない」と返したのがきっかけでニューハーフとして扱われるようになった。ただしこの設定は本来北米仕様のもので、少なくとも日本では女性の設定のままとされている[6]。英語版のSFC版とGBA版ではグラフィックが男性キャラクターに描き直され、名前もシドとビリーに変更されている(オレンジの髪がシドで、緑の髪がビリー)。
  • OPでアーケード版ではジェシカが写るシーンで彼女はブラジャー姿にされているが、英語版ではアーケード版でも彼女は誘拐時に着ている赤い服を着ている。
  • 英語版のSFC版とメガCD版ではダムドはスラッシャー(THRASHER)、ソドムはカタナ(KATANA)に改名されている。
  • ベルガーは戦闘当初車椅子に乗っているが、英語版では安楽椅子に変更されている。
  • 回復アイテムであるウィスキーとビールがそれぞれ「C」と書いてある小瓶のドリンクルートビアに変更されている。
  • ボーナスステージの開始時に「Ready go!」と言うテキストが出るが、英語版では「Ready begin!」というテキストに変更されている。
  • ボーナスステージの車破壊ゲームの指示用テキスト、「Break Car!」が「Trash Car!」になっている。また車を破壊した後車の持ち主が「Oh my god!」と言う台詞が「Oh my car!」に変更されている。更にボイスも違う。

シリーズ 編集

ファイナルファイト2 編集

1993年5月22日SFCで発売。初代『ファイナルファイト』はアーケードゲームだったが、この『2』以降の『ファイナルファイト』シリーズはコンシューマーゲームとして販売された。使用できるキャラクターは源柳斉マキ、前作から続投のハガー、そして義侠心から助太刀を買って出たカルロス宮本の合計3人。

前作でマッドギアは壊滅したが、マッドギアの残党がハガー達への復讐として、ガイの婚約者であるレナとガイの師匠である源柳斎を誘拐し、その2人をハガー達3人が救い出すという筋立て。時代設定は1993年が舞台となっている(ハガーの年齢が本作で50歳という設定なので)。

AC版の前作と比べるとグラフィックや操作性は大味だが、SFC版とガイ版よりは格段に進歩している。さらに前2作では不可能だった2人同時プレイが可能になり、コンティニューの際もステージの途中(ステージごとにある復活ポイント)からプレイ再開できる(前2作はコンティニューの際、ステージの最初に戻される)。また、隠しコマンド[7]により、同キャラ2人同時プレイが可能。

源柳斉マキ
源柳斉の次女で、レナの妹。前作でのガイに相当するスピードタイプである。非力ながらもガイと同じく三角跳びが可能。ガイとの違いは、三角跳び後の蹴りが自動で出ること(ガイは三角跳びの後に攻撃ボタンを押さないと、蹴りが出ない。『タフ』でも同様)。後に漫画『さくらがんばる!』、そして『CAPCOM VS. SNK 2』『ストリートファイターZERO3↑↑』に出演。元レディースだったということで『CAPCOM VS. SNK2』以降は口調や柄が悪くなっている。得意武器はトンファーで、他の2人よりも素早く振れる。
カルロス宮本
謎の日系人。マイク・ハガーのもとで居候をしている。今回の事件でハガーと共に参戦する。前作でのコーディーに相当するバランスタイプである。刀を背中に差しているが、必殺技の時にしか使わない。攻撃力はマキと大差ないが、必殺技の威力が高め。またパンチや跳び蹴りのリーチが異様に長く、ナイフを持たせると前作のコーディー同様、近くにいる敵を突き刺せる。

新生マッドギア 編集

マッドギアの残党が集まって生まれた組織。本拠地は日本で、香港ヨーロッパに支部がある。

雑魚キャラクター 編集
ミック、マーク
最も弱い雑魚キャラクター。タンクトップと吊りズボンを着用している。青いズボンの虎刈り頭がミック、黄色いズボンのリーゼントヘアがマーク。前作のブレッドやダグと同じ位置の雑魚キャラクター。
ショット、ジャック
フラフラと動いてアッパーを仕掛けてくるが、それ以外の性能はミックやマークと同じ。モヒカンがショット、帽子&サングラスがジャック。前作のJやツーピーと同じ位置の雑魚キャラクター。
ブル、エリ・ジョー
見た目がゴツくて体力が高いが、やることはミックやマークと大差なし。モヒカン&ヒゲ面がブル、長髪がエリ・ジョー。なお、エリ・ジョーのスペルは "ELIJAH" になっている。
エリアス、エリオット
長身細身で警棒を持った男。大抵は壁に寄りかかっている。主な攻撃方法は警棒と蹴りで、しかもプレイヤーの背後から仕掛けてくる。エリアスはサングラスと紫の帽子とベストを身につけて、エリオットはヒゲと黒いバンダナとベストが特徴。
ジョー
見た目はエリオットに似ているが、警棒の代わりに火炎瓶を所持して、赤ずくめの格好で色黒の肌である。前作の火炎瓶ハリウッドのように極端に体力が低く、火炎瓶を投げてくる。
アトラス、ジョニー
筋肉隆々で体に傷のある大男。並の攻撃ならガードし、鯖折りなども繰り出す。髪があるのがアトラス、スキンヘッドがジョニー。攻撃パターンは、アンドレ一家と前作のアクセルやスラッシュを混ぜた感じである。
マリー、エリザ
両手にナイフを持ったスレンダーな女性[8]。体重はともに「4?kg」と表記され伏せられている。ナイフ切りつけ攻撃に加えて、大ジャンプ踏みつけ攻撃をしかけてくる。緑のホットパンツを着た銀髪がマリーで、青のホットパンツを着た茶髪がエリザ。前作のポイズンやロキシーと同様に、日本国外版ではレオンとロバートという男性キャラクターに差し替えられている(オレンジ色の服の色黒がレオンで、青紫の服の色白がロバート)。
エリック
発電機を持った小柄な肥満男。たまにプレイヤーキャラクターを感電させることがある。攻撃パターンは前作のグラハム・オリバーなどの肥満系キャラクターと殆ど同じ。
アンドレJr、アンドレ、G.アンドレ
前作から続投。服装がオーバーオールに変更され、服の色が前作と違うが、攻撃パターンは前作と同じ。F.アンドレとU.アンドレは登場せず、G.アンドレは通常の雑魚キャラクターになっている。
ボスキャラクター 編集
ウォンウォン
香港ラウンドのボス。地元の暴力団も一目置く、辮髪が特徴の巨漢。パンチと手に持った包丁(日本国外版では持っていない)による攻撃に加えて、いきなり画面外からエルボードロップを食らわせてくる。
フレディ
フランスラウンドのボス。アメリカ海兵隊崩れの巨漢。飛び膝蹴り以外は攻撃パターンはアンドレとほとんど変わらない。
ブラッケン
オランダラウンドのボス。フランケンシュタイン風の外見の非常に凶暴な巨漢、しかし裏腹にマザコン。最初は牢屋に閉じ込められているが、それを蹴破って登場する。画面外からの跳びキックが得意技。前作のアビゲイル同様に攻撃力が高い。
フィリップ
イングランドラウンドのボス。ピエロのような風貌をしている。表向きは世界中を旅するサーカス団の団長だが、裏では違法商品の密売をしている。手にしたステッキで貨物車の壁を割って登場するが、このステッキは単にプレイヤーを殴るか柄で小突く時しか使わない。体力は他のステージのボスに比べると低い。
ロレント
イタリアラウンドのボス。SFC版では本作が初登場。梯子を上りながら手榴弾を投げる攻撃がカットされた以外は、前作と全く同じ攻撃を仕掛けてくる。本作のみ名前の英語表記が "ROLENT" となっている。
新生マッドギアのボス。歌舞伎役者のような風貌をしている巨漢の男。身軽に移動し、パンチや全身を回転させて蹴りを食らわせてくる。止めを刺すと、屋敷の襖を突き破って超高速で上空にぶっ飛んでゆく。『ストリートファイター』の同名CPUキャラクターとは別人。

アイテム 編集

前作同様、ステージ中の障害物を破壊すると出現する。柱などの背景に隠されているものもある。

回復アイテム

バイタリティが満タンの時は得点が入る。

得点アイテム

プレイヤーの残り人数は最初は10万点、以後20万点ごとに1人増える。

武器アイテム
  • ナイフ - 前作と同じく飛び道具だが、威力は前作より低い。
  • トンファー - 攻撃力が高い。前作の日本刀に比べるとリーチが短い。
  • 角材 - リーチが長い。前作の鉄パイプと同じ扱いの武器。
特殊アイテム
  • ガイ人形 - 残り人数が1人増える。
  • 源柳斎人形 - 一定時間無敵となる。

ラウンド構成 編集

  • ラウンド1 - 香港(午後0時)
街→地下→港(ボス)と進む。街の背景に春麗がいる。
  • ラウンド2 - フランス(午後5時)
カフェの前→高速道路→空港の通路→空港の格納庫前(ボス)と進む。ボス戦の背景にガイルらしき人物がいる。
  • ボーナスステージ1 - フランス
車破壊。壊すポイントは前作と同じ。このステージにはトンファーと角材が置いてある。
  • ラウンド3 - オランダ(午後4時)
地雷がある荒地→廃屋1F→廃屋2F→廃屋がある荒地→下水道跡(ボス)と進む。
  • ラウンド4 - イングランド(午後8時)
貨物列車の近くの線路前→貨物列車の屋根→貨物車の数車輌手前(ボス)と進む。
  • ボーナスステージ2 - イングランド
ドラム缶破壊。ドラム缶から炎が噴出するので、当たらないようタイミング良く破壊する。
  • ラウンド5 - イタリア(午前12時)
水辺→観光船→エレベーター→ビル屋上(ボス)を進む。エレベーター面は前作の工業地帯ステージとほぼ同じ展開になる。
  • ラウンド6 - 日本(午後11時30分)
烈の屋敷前→庭→屋敷1F→屋敷2F→烈の部屋(ボス)と進む。

ファイナルファイト タフ 編集

1995年12月22日にSFCで発売。『2』の続編ということで注目を浴びたが、SFC末期に発売されたため、出荷本数も少なくさほど人気は出なかったようである。しかし出荷本数が少なくゲーム自体の出来も評価が高いので中古価格がほとんど落ちていない(むしろ定価より高い場合が多い)。日本国外版の名称は "Final Fight 3"。2009年12月8日からWiiのバーチャルコンソールで配信が開始(800ポイント)された。

使用可能なキャラクターはハガーとガイ、そして女刑事ルシアと謎の青年ディーンが新たに加わり、従来の3人から4人に増加した。システムは「ダッシュが可能」「『スーパーメガクラッシュ』と呼ばれる超必殺技が使用できる」「ステージに分岐点がある」など『2』よりも凝っている。また、『AUTO 2P』が導入され、1人プレイでも2人プレイが可能になった。

ストーリー 編集

ハガー達の活躍によりマッドギアは壊滅して、メトロシティも一見すると平和に見えた。マッドギア規模の組織が無くなったのも事実だが、悪党を統率する存在も無くなり、次第に街が乱れ始めていたのも事実であった。その中でも、最近になって急速に力をつけてきたマッドギアの元下部組織スカルクロスの存在は、再び市民を不安と恐怖に陥れようとした。そんな中ハガーの元に、長年の修行から帰ってきたガイから連絡があった。ハガーとガイが話している最中、突如スカルクロスの一団が留置所を襲撃する。ガイとハガーは連絡に来たルシアと共に、自らスカルクロスの元まで案内するという謎の青年ディーンを連れて、新たな戦いに挑む。

キャラクター 編集

ディーン
ストリートファイター。スカルクロスに異常なまでに復讐心を燃やす謎の青年。その理由はスカルクロスからの勧誘話を蹴ったとき、家族の命を奪われたからであった(常に家族の写真を持ち歩いている)。ルシアと同じく本作のみに登場する。
エンディングでの台詞が2通りあり、後述するステージ3の分岐の進め方で決まる。
タイプ的にはガイとハガーを足して2で割ったとも言われ、前2作にはなかった全く新しいタイプとも言える。厳密に言えば、バランスとパワーの中間(コーディー=カルロス<ディーン<ハガー)。
ルシア
メトロシティ市警の特殊犯罪科に所属する敏腕女性刑事。かつて汚職事件に関わったときにハガーと知り合い、それ以後は良き友人関係となっている。コーディーとは古い友人であるとのことテンプレート:要出典。本作にのみ登場する。
足技が主体でリーチが長め。このリーチと足から出る炎で低い攻撃力を補う。本作ではスピードタイプであるガイとパワータイプであるハガーが登場しており、ルシアは前々作でのコーディーと前作のカルロスに近いバランスタイプとなっている。ただし厳密にはスピードとバランスの中間と言うほうが正しい(ガイ=マキ>ルシア>コーディー=カルロス)。

スカルクロス 編集

元マッドギアの下部組織。マッドギア壊滅後、本格的にメトロシティで犯罪活動を始める。

雑魚キャラクター 編集

本作では、各々の雑魚キャラクターに複数のカラーが存在する。

G、ジョニー
一般的な雑魚キャラクター。リーゼントがG、帽子を被ったサングラスがジョニー。雑魚敵の中で最弱。ジョニーはステージ4のルート1で大量に出てくる。
ビリー、レイ
裸サスペンダーの格好をした男。モヒカンヘアーがビリー、ヘアバンドを付けているのがレイ。素早い動きで、こちらの隙を窺いながらジャブやストレートなどのパンチ技を繰り出してくる。パンチを喰らうと長時間仰け反ってしまうため、連続で攻撃を受けやすい。
ダーク、リック
プレイヤーと一定距離を保ちつつ、両手に付けた鉤爪で攻撃してくる長身の男。バンダナを付けているのがダーク、ゴーグルを付けているのがリック。雑魚の中でもリーチ・攻撃速度・動きの速さに優れており、間合いを取って攻撃してくる。いきなり突進してくることもあり、見てから避けるのが困難なほど速い。
ファットジャック、アービー
突進や張り手で攻撃してくる肥満男。モヒカンがファットジャック、バンダナにヒゲ面の男がアービー。距離を取っての突進攻撃を得意としており、出現後は必ず直後に突進する。動きが鈍いものの、攻撃力・耐久力が高め。
メイ
レオタードとタイツを身に纏った女性。手に付けているナイフで攻撃したり、こちらの攻撃をバック転で回避する他、投げ技のフランケンシュタイナーも使ってくる。その投げ間合いは非常に広い。
ハンター
ホッケーマスクを被り、野球のユニフォームを着た男。振りは遅いが威力が非常に高いバットで攻撃してくる。時々スライディングも使う。動きが鈍く、あまり好戦的ではないため、自分からは積極的に攻めてこない。
ジョー
ヘビメタの格好をした小男。非常に素早い上に攻撃力が高く、前転などで後ろに回り込んでくる他、金的攻撃やプレイヤーキャラクターに抱きついて噛み付く技も使う。『2』の火炎瓶投げとは同名の別人。
フリッツ
ヘルメットを被った兵隊風の小男。手榴弾を投げてくる。耐久力が極めて低く、どんな攻撃でも一発当てれば倒せる。
アンドレ
本作品では家族は連れずに登場する。攻撃方法は前作と殆ど変わらないものの、ダウン中の追い打ち攻撃を使わなくなった他、前作までと比べると動きがやや鈍くなった。しかし投げ技の威力の高さは相変わらず。
ボスキャラクター 編集
デイブ
警察署ラウンドのボス。制帽を被っているが、上半身はランニングシャツの警察官。得意技はトンファー攻撃とヒップアタック。
コールマン
街ラウンドのボス。スキンヘッドのバウンサー。通常は彼とは屋外で戦うが、条件を満たすと彼の店の中で戦うことになる。ショルダータックルやステップからの投げ技を得意としている。
ケイン
廃墟ラウンドのボス。エンジニアの風貌をした猫背の大男。手に持ったスパナが武器。場合によっては登場しない。
ドレイク
港ラウンドのボス。船乗りの風貌をした巨漢。武器密売船の船長を務めていた。鎖の付いたが武器で、画面外にジャンプしてヒップアタックを繰り出すことがある。場合によっては登場しない。
ウォン
中華街ラウンドのボス。武僧の格好をした辮髪男。表向きの顔は中華料理店の主人と思われる。場合によっては登場しない。
ストレイ
工場ラウンドのボス。コートを着たサングラスの男。棘付きのメリケンサックで攻撃してくる他、こちらの攻撃をガードしたりもする。場合によっては登場しない。
ブラック
スカルクロスのボス。右目に眼帯を付け、軍服を身に纏っているが、戦う際に筋肉で破り脱ぐ。露になった肉体には無数の傷がある。手に持ったやナイフを投げてきたり、体を回転させて体当たりをしてきたり、ガイのように発勁を当ててくる。最後は発電機に当たり感電する。

アイテム 編集

回復アイテム

本作では体力が満タンでなくても、得点も一緒に入るようになった。

得点アイテム

プレイヤーの残り人数は得点が10万点、20万点、50万点、100万点に達すると1人増える。

武器アイテム

プレイヤーキャラクターによって得意武器が設定されていて、それを拾うと武器を使った連続攻撃が出来る。ハンマーだけは使い捨ての飛び道具。

  • ヌンチャク - リーチが短いが攻撃力は高い。ガイの得意武器。
  • 鉄パイプ - リーチが長い。ハガーの得意武器。
  • ハンマー - 敵に投げつけてダメージを与える。ディーンの得意武器で、彼が使うとハンマーに電撃を纏い、攻撃力が上がる。
  • 警棒 - 攻撃の隙が少ない。ルシアの得意武器。
特殊アイテム
  • モビちゃん - 残り人数が1人増える。
  • 弥七 - 一定時間無敵となる。

ラウンド構成 編集

  • ラウンド1
警察署→留置場→警察署外部と進む。ボスはデイブ。
  • ラウンド2
街→分岐があり、ルート1「ドアを壊して、店内でボスと戦う」か、ルート2「金網を破って、公園でボスと戦う」のどちらかを選ぶ。どちらに進んでも途中で回復アイテムが出るが、ルート1の「店内」だと回復量の多い原始肉などが出現する確率が高い。ボスはコールマン。
  • ラウンド3
ショーウィンドウ前→分岐があり、ルート1「バス停を壊し、バスに乗らずにステージクリア」か、ルート2「バスに乗って、廃墟に行ってケインと戦う」のどちらかを選ぶ。なお、この分岐によりエンディング時のディーンの台詞が変わる。
  • ラウンド4
ラウンド3の分岐でルートが変わる。
  • ルート1
港→船と進む。この場合ボスはドレイク。その後でボーナスステージに進める。
  • ルート2
中華街→ビル屋上→中華料理店→厨房と進む。この場合ボスはウォン。
  • ラウンド5
やはりステージ3の分岐でルートが変わる。
ルート1
地下水路→地下→工場と進む。分岐点が2つもあるので、パターンが多くなる。
  • 分岐点1 - 「地下水路付近を登って、ステージ4のルート2の中華街に行ってウォンを倒した後、ステージ5の地下に行く」か、「地下水路付近を登らずに通り、そのまま地下に行く」かを選ぶ。
  • 分岐点2 - 「地下にある2つ目の扉に入って、工場のコンピュータを全て壊してステージクリア」か、「コンピュータを残して先に進み、ストレイと戦った後でボーナスステージに行く」かを選ぶ。
ルート2
地下→工場と進む。分岐はルート1の分岐点2と同じ。
  • ラウンド6
ビル前→ビル内→エレベーター→ビル内→ビル屋上(ヘリポート)と進む。ボスはブラック。

ファイナルファイト・リベンジ 編集

1999年にアーケードで発売され、2000年3月20日に4メガ拡張RAM専用ソフトとしてセガサターンへ移植された。ストーリーは初代と繋がっているものの、ベルトスクロールアクションから3D対戦型格闘へとゲームのジャンルが変更された。開発はカプコンUSA。日本での新作のセガサターンソフトとしては最後になる[9]

他の対戦格闘ゲームとは違い、元となった『ファイナルファイト』の特長であるアイテムを拾い、相手を攻撃することが出来たり、体力を回復させる、といった特長を踏襲している。

ドリームキャストが発売されていた頃に、セガサターンと互換性のあるST-V基板で製作された本作は当時の水準で貧弱なグラフィックだった。本作は1997年頃にリリースされる予定だったが、実際は1999年にリリースされた。現在でもサターン版は中古市場においてプレミアがついている。

『ストリートファイターZERO2』の開発後に作られた作品らしく、ロレント、ガイ、ソドムの技はそれに準拠しているが、コーディーやアンドレの技は本作のみのもの。ただし日本版ではオリジナルのエンディング画面が追加されており、コーディーには『ZERO3』の状況に繋がるとも解釈できる「冤罪で投獄される」内容のエンディングが用意されている。

使用可能キャラは主人公3人とマッドギアの7人を加えた計10人。

  • 主人公側
    • コーディー - 初代と同様の設定で登場し、キャラクター性能も『ZERO3』とは全く違う。
    • ハガー - ザンギエフに似たキャラクター性能になっている。
    • ガイ - 『ZERO』シリーズとは違い、必殺技で手裏剣を飛ばす。
  • マッドギア側
    • アンドレ
    • エディ.E
    • エルガド
    • ソドム
    • ダムド
    • ポイズン
    • ロレント
  • 最終ボス(CPU専用)
    • ベルガー - アーケード版、家庭用版ともに使用不可。

ファイナルファイトストリートワイズ 編集

現時点での『ファイナルファイト』シリーズ最新作。『リベンジ』と同様にグラフィックは3Dだが、画面の質は数段も向上している。久しぶりの続編と言うことで注目を集めた。『Grand Theft Auto』のように自由度の高いゲームとなっている。日本国外版発売からかなりの時間が経っているが、日本版の続報は随分途絶えている。おなじみのアンドレも登場する他、『ストリートファイター』シリーズからキャミィも登場する。ガイやハガーも隠しキャラクターとして登場する。開発はCAPCOM STUDIO 8。

カイル・トラバース
本作の主人公で、コーディー(コーディー・トラバース)の弟。
かつてはアメリカ軍海兵隊に所属していた。
普段はトレーニングジムへ通い、時折コーディーと共にメトロシティのとある施設の地下室で行われる「メトロシティ・ファイト・クラブ」に出場して生計を得ている。また、ここでのコーディーはカイルのセコンド兼マネージャーを勤めている。
本作ではコーディーが拉致されたために奔走する。
熱血漢のコーディーとは違い、寡黙でクールな性格。また、喫煙の習慣があり、ゲーム内のムービーで度々喫煙している姿が登場する。
キャミィ
本作では敵キャラクターとして登場。
コーディー・デス
本作の敵キャラクターの一人で、洗脳されたコーディー。
その他の登場人物

ハンサム・ボブ、ヴァネッサ、デイヴン・スティッフ、ニッキー・ウィーゼル、ツー・イル、SGT・シムス、ヴィトーブラッカ、ゴースト、ブレイズ、ロー・スキン、フェミニ、ファーザー・ベルガー

ファイナルファイトダブルインパクト 編集

日本国外版で、日本未発表。『マジックソード』と同時収録。ゲーム中のフレームはゲームセンター風に再現されている。BGMはアレンジ、目標を達成すると色々なボーナスをもらえる仕様。

SNKとのクロスオーバー 編集

その他の話題 編集

脚注 編集

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
  3. メトロシティのマップ下方に、THE ATLANTIC OCEAN(大西洋)と表記されている。
  4. 『ALL ABOUTカプコン対戦格闘ゲーム 1987-2000』
  5. 2010年5月現在、docomoauからのみ利用可能。
  6. ゲーメスト』1997年11月30日号増刊『ギャルズアイランド5』p104より。
  7. タイトル画面で「下、下、上、上、右、左、右、左、L、R」と入力。成功するとタイトル背景が青くなる。
  8. ただし、『ファイナルファイト2』発売当時の『ファミ通』ではニューハーフと紹介されている。
  9. 日本でのセガサターンとしての最終作品は悠久幻想曲 保存版 Perpetual Collection

外部リンク 編集

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