FANDOM


ファミコンジャンプII 最強の7人』(ファミコンジャンプツー さいきょうのしちにん)は、バンダイから1991年12月に発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフト。

ファミコンジャンプ 英雄列伝』の続編であり、ジャンルはロールプレイングゲームである。

概要 編集

本作にはドラゴンクエストシリーズを製作した堀井雄二が監修、チュンソフトが開発に携わっている。そのため、武器・防具の概念やフィールド上のコマンドなど、ドラゴンクエストシリーズに類似している。ゲーム中のBGMの作曲者は門倉聡

前作から比べ登場作品は7作品と大幅に減ったが、各作品の作者がゲーム中に登場するモンスターのデザインを手がけている。特にそれぞれの作者が個別に担当した7将軍が当時のメディアで大きく取り上げられていた。

ストーリーとしては前作の直系の続編であるが、各作品内の時間の進み方に準拠しているため、前作の登場人物の孫悟空、ジョセフ・ジョースターは年齢を重ねているが、逆に剣桃太郎、両津勘吉は姿が変わっていない。

14年後の2005年に、同一コンセプトの対戦アクションゲーム、『ジャンプスーパースターズ』が発売された。

ゲームの流れ 編集

プレイヤーはゲーム開始時、7人の主人公から1人を選んでスタートする。選ばれた主人公は「精霊の大神殿」に呼び出され、そこからワープゾーンによってそれぞれがホームとするエリアへ行くことができる。

それぞれのエリアは環状に繋がっており、そこを一周しながら主人公の7人を集める事で、精霊の大神殿の外へと進むことが出来、本格的な冒険が始まる。主人公を集めるルートは以下の通りにループする。

悟空 → タルるート → 承太郎 → ターちゃん → 桃 → 大尊 → 両津 → 悟空 …(最初に戻る)

ゲームシステム 編集

戦闘システムはシミュレーションゲームの要素を取り入れたものとなっており、前作の様に敵によってゲームの形式が変わるような事はない。エンカウント時、フィールドでは現在地の地形で、ダンジョンでは付近の壁の有無によって戦闘フィールドが変わる。

コマンドは、攻撃、防御、アイテム、必殺技を使用できる。キャラはターンごとに操作が回っていき、キャラの移動力によって一回の行動で移動できる歩数が異なる。キャラクターの体力はハート5つ分となっており、またハート1つごとにダメージによって分割される。レベルが上がってもハートの最大数値は増えないが、ドラゴンボールを集めた時の願いに「体力を増やして欲しい」で止まると1人のハートの最大数を6つにすることが出来る。必殺技使用時はハートを一つ消費するが、ドラゴンボールによって消費せずに使えるようにすることもできる。基本的に体力1の時に必殺技を使うと体力が0になって消えてしまうが、例外としてその技で敵を倒した時は消えずにそのまま残る。また体力が0になり消えた後でも残りのパーティメンバーが敵を倒せば経験値は全員に入る。

体力が2の時は紫、1の時は赤でキャラが染まるようになっているが、異常状態になった場合は、食らった異常状態の色に上書きされる。どくに侵された時は青に染まり1ターンごとにダメージを受け、いし(石化)を食らうと、灰色になり回復するまで戦闘に参加できなくなる。眠らされると黄色くなり、一定時間行動できなくなる。

受けたダメージは戦闘終了後に全快するが、状態異常(どく、いし)は回復しない。これはメニュー画面では確認することはできない。また前述の理由通り戦闘終了で全回復するため宿屋は一般的にはなく、代わりに「げんきショップ」(いわゆる道具屋)で戦闘中に繰り返し使える回復アイテム「くすりびん」(最大7回。残り使用回数はアイテム名の末尾に数字が入る)の使用回数を補充することができる。

パーティは最大3人までとなっている。3人パーティの状態で新しく主人公が加わると一時的に4人パーティになるが、フィールドマップに出るとメッセージの後4人目が外れ、自動的に大神殿の修行所へ行く。この修行所ではメンバーの入れ替えが可能で、パーティに参加していないキャラクターも修行という形で経験値が得られており、レベルが上がるようになっている。最高レベルは16。

ドラゴンボール 編集

本ゲームでは『ドラゴンボール』作中にも登場するドラゴンボールを集めて神龍(シェンロン)を呼び出し(7つ集めた時点でマップ上ならその場で、でなければフィールドマップに出ると自動で)、願いを叶えてもらうことができる。「願い」は任意に叶えてもらうことはできず、ランダムで決まったものが選択される。

最初は悟空を除く各主人公と悟飯が持っているため、7人を集めた後大神殿を出ると神龍が呼び出される。また「一度願いを叶えると一年間石になる」という設定は反映されておらず、2回目以降もすぐに集めて願いを叶えてもらうことが可能となっている。

登場キャラクター 編集

最強の7人 編集

太字で示されているのがメニュー画面などで表示される名前である。

  • 孫悟空ごくう)(ドラゴンボール
    • 通常攻撃(武器):棒
    • 防具:胴着(布の服、稽古着など)
    • 必殺技:かめはめ波
    子供だった前作と違い青年となり、既にチチとの間に悟飯をもうけている。棒による攻撃は至近距離で有効だが、当時の原作で使わなくなっている如意棒を入手することで離れた敵にも攻撃できる。必殺技は、悟空の向いている方向からまっすぐに発射される「かめはめ波」で、レベルを上げると「かめはめ波」が貫通弾になり、障害物を無視したり直線上の敵をまとめて攻撃できるようになる。またレベルを最高の16まで上げると、必殺技時に超サイヤ人になる演出がある。
  • タルるートまじかる☆タルるートくん
    • 通常攻撃(武器):ベロ
    • 防具:子供服、ローブなど
    • 必殺技:魔法
    ベロは初期のもの以外を装備すれば離れた相手にも攻撃できるようになる。必殺技の「魔法」は自分の体力(ハートマーク)を頭上で弾けさせて敵全体を攻撃をするエフェクトとなっている。
  • 空条承太郎ジョジョ)(ジョジョの奇妙な冒険
    本作では名前の表示があまり原作では呼ばれていない「ジョジョ」(ジョセフ達の台詞でも「ジョジョ」と呼ばれている)。キックは最強武器を装備するまで至近距離しか攻撃できない。他のメンバーがレベル2で必殺技を覚えるのと異なり、レベル1からスタンドである「星の白金(スタープラチナ)」を使える。必殺技は、通常のキックでは届かない遠距離の敵に有効。
  • ターちゃん新ジャングルの王者ターちゃん♡
    武器のブーメランは最初から貫通性能を持っている。また原作では使用したことがなかったものだが、後に本作を受けて原作でも使われており、実際に作中でその旨をはっきりと表されていた。「野生のおたけび」は自分を中心にした広範囲攻撃(縦のみ射程無限)で、レベルアップで強化されるごとに画面を駆け抜ける動物が変化し、横の攻撃範囲がより広くなる。
  • 剣桃太郎(もも)(魁!!男塾
    • 通常攻撃(武器):
    • 防具:学ラン
    • 必殺技:轔扇刃
    悟空同様、前作でも登場しているが悟空とは逆に全く歳を取っていない。また、登場作品の中では唯一、発売時点で連載が終了していた作品である。刀は途中から離れた相手を攻撃できるようになる。「轔扇刃」は自分の周囲を攻撃するため、敵の並び方によって使い勝手が左右される。また学ラン系の防具には彼にしか装備できないものがある。
  • 前田大尊(たいそん)(ろくでなしBLUES
    パンチは途中から、ロケットパンチのように離れた相手を攻撃できるようになる。「タイソンパンチ」は至近距離にしか使えないものの、正面からの攻撃を無効化する敵にも制限を受けることなくダメージを与えることができる。
  • 両津勘吉りょうつ)(こちら葛飾区亀有公園前派出所
    前作には脇役で登場(桃同様にやはり歳を取っていないが、「こち亀」の場合は作品中でも暗黙の了解の事ではある)。最初から射程無限の攻撃が可能のため、比較的楽に進められる上、装備によっては横にぶれて広い範囲を攻撃する。「ロケットランチャー」はレベルに応じて、2発→2発×2回(1回目で敵を倒せば、2回目はその奥にいる敵へ当たる)→4発(一度に攻撃できる横幅が倍になる)→4発×2回 とパワーアップする。

敵キャラクター 編集

悟空編のボス。神龍に世界征服の願いを叶えてもらうべく、ドラゴンボールを身につけていた悟飯をさらった。
  • たこまじん
タルるート編のボス。洞窟内の湖に現れ、漁場を荒らした巨大なタコ。
  • スタンド使い
承太郎編のボス。生物を石化させるスタンドの持ち主であり、一度石化しだすと距離を置いても効果は落ちない様子。
  • ハンター
ターちゃん編のボス。原作同様に動物達を捕獲しようとするが…。
  • とあみ
桃太郎編のボス。勇者への試練として江田島塾長が呼び寄せた、投げ網を得意とする戦士。
  • 工作兵
大尊編のボス。帝拳高校の地下を基地にし、湖をも凍らせるフリーズカプセルを盗んだ。
  • ファイター
両津編のボス。廃工場を要塞にしようとしていた。

七大将軍 編集

  • ギガウルス
恐竜型の将軍。薬品による動物の巨大・凶暴化作戦を行う。広範囲の地震が武器。徳弘正也によるデザイン。
  • オムニポー
顔のついたエイのような風貌で、宇宙も飛べるらしい。人々を洗脳するコントロールビームのテストを担当。稲妻で攻撃する。荒木飛呂彦によるデザイン。
  • ロボテール
レトロな外観のロボット。戦闘ロボ軍団を統べる将軍。宙に浮いており、伸び縮みする尾で目標を粉砕する。秋本治によるデザイン。
  • ウデガン
腕の筋肉が肥大化したゴリラ風の将軍。各地の基地・要塞計画の長。戦闘では火球を放つ。森田まさのりによるデザイン。
  • アーマーグ
関節部がなく、膝から上が浮いている鎧。基地へのエネルギー供給に火山を噴火させた。外見通り高い防御力を有する。宮下あきらによるデザイン。
  • ダークレイド
半魚人型の将軍。基地の指揮とゼドーの警護にあたっていた。場を凍結させる力を持つ。鳥山明によるデザイン。
  • バッフラー
ミノタウロス風の将軍。世界の危機を一気に進める大役を果たす。角は自分の意思で自由に飛ばせる。江川達也によるデザイン。

最終ボス 編集

  • ゼドー
ジャンプワールドの悪の魂が結びついた存在。青い泡の集合に顔がついた外見をしている。自在に障害物を生み出す攻撃、勇者達の攻撃を寄せ付けないサイコバリアを持つ。

その他のキャラクター 編集

ドラゴンボール 編集

まじかる☆タルるートくん 編集

  • 江戸城本丸
  • 松つぁん(浪速松五郎)
  • りあ・キナカーモ

ジョジョの奇妙な冒険 編集

下記の4人は次のストーリーを進んだ後に姿を消すが、終盤にとある手助けをしてくれる。

新・ジャングルの王者ターちゃん 編集

  • ヂェーン
  • エテ吉

魁!!男塾 編集

ろくでなしBLUES 編集

  • 山下勝嗣
  • 沢村米示
  • 七瀬千秋
  • 今井和美
  • 中島淳一
  • 前田富士雄

こちら葛飾区亀有公園前派出所 編集

備考 編集

このゲームの発売前の雑誌の記事には、ターちゃん以外の主人公は正式に発表されていたがターちゃんに関しては週刊少年ジャンプの付録についていたカードに書かれた文字の謎を解明する事によって初めて正式発表とされた。

関連作品 編集

関連項目 編集

テンプレート:週刊少年ジャンプテンプレート:Video-game-stub

ca:Famicom Jump II: The Strongest Seven

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki