FANDOM


ファンタジーゾーン』(FANTASY ZONE)はセガ1986年に発売した業務用横スクロールシューティングゲーム 任意方向へのスクロールと買い物によるパワーアップシステムが特徴。キャッチフレーズは「その昔。遥か宇宙の彼方にファンタジーゾーンがあった。」

本項では、後年この作品を原典として制作された派生作品や移植作品についても解説する(特記無き場合は1作目に関しての記述)。

概要 編集

ストーリー 編集

B.G.1422年、惑星間の公式通貨が乱れ、エリダス第9惑星が大恐慌に見舞われた。そして、宇宙協会(スペースギルド)の調査により、何者かがメノン星人を操って外貨を奪い、「ファンタジーゾーン」に巨大要塞を建造していることが発覚した。早速オパオパは事態の解決のために「ファンタジーゾーン」へと向かった。

操作方法 編集

8方向レバーと2ボタン(ショット、ボム)で自機を操作。左右任意方向スクロール(上下にも多少スクロールする)が特徴で能動的なプレイを可能にしている。

ボタン2で使用されるボム(爆弾)は物理法則に従い、前方に放物線を描きながら落下する。しかし投下時の爆弾の初速は自機の移動ベクトルの影響を受け、レバー操作と組み合わせることによって、ある程度の投下地点の制御が可能である。練習次第で精密な攻撃が可能となり、耐久力のある敵を素早く破壊することができるようになる。

ラウンド進行 編集

ラウンド(ステージ)内に点在する10個の敵前線基地を全て破壊するとボスが登場し、それを倒すことで次のラウンドに進む。ラウンドは環状に閉じており、左右どちらに進行しても良い。

基地の配置は固定だが、任意スクロールを採用しているため敵の攻撃が流動的で、パターン化は比較的困難である。

基地の場所は画面下部のレーダーで確認できる。未破壊の基地を示す光点が横に連なり、画面内のものが枠で囲まれる。

ラウンド8(最終面)には前線基地が存在せず、ラウンド1から7までに登場したボスキャラクター全てと連戦し、すべて倒すことで最終ボスキャラクターとの対決となる。

買い物でパワーアップ 編集

本作のあらゆるパワーアップアイテム(「パーツ」と呼ばれる)は、敵を倒すと現れるお金(コイン)を貯め、時々現れる「ショップ風船」(赤い風船に「SHOP」と書かれている)に接触して買い物をすることで入手する。「買い物」はロールプレイングゲームアクションゲームなどでお馴染みだが、シューティングゲームでは珍しかった。

残機(プレイヤーストック)の追加も買い物以外に手段は無い(価格はディップスイッチで変更可能)。なお1周クリアごとに残機数に応じた得点が入るが、アーケード版などではその度に残機が0になる(アイテムは持ち越される)。また、標準設定以外では、上限価格の残機を購入するとスコア的に損をする。

ほとんどのパーツは装備時間ないし使用回数が限られており、失うと初期装備に戻る。予め複数のパーツを購入していた場合は「セレクト風船」(黄色い風船に「SEL」と書かれている)が現れ、接触することで装備を変えることができる。なお、ミスをすると購入した武器すべてを失う。

アイテム価格は購入回数に応じて釣り上がり、間接的にゲームの難易度を上昇させていく(上限は$100000。ただし、EXTRA SHIPに限り、ディップスイッチで上限を変更可能)。武器の乱用は封じられ、計画的な購入戦略が求められる。

難易度の上昇 編集

本作では、敵の落とす金額が時間経過によって減少する仕様となっている(アーケードにおける回転率向上のため)。また、最小値まで減少してさらにクリアしないでいることにより、敵の攻撃弾の肥大化や誘導弾化などにより難度が上昇する仕組みが存在する。

また「内部ランク」と呼ばれるパラメーターが存在し、この内部ランクが3段階にまで上昇すると、雑魚敵が撃ち返し弾を出すため、難易度が一気に上昇する。内部ランクの上昇は、雑魚の出す敵弾の種類が切り替わるため、視覚的にも容易に認識できる。

内部ランクはラウンドを進めることによってのみ上昇し、ディップスイッチによる難易度設定で変化するのはランクが上昇する速度だけである。例えば、標準設定では1周(8ラウンド)ごとに上昇するが、設定を上げることで4ラウンドごとに上昇→2ラウンドごとに上昇→1ラウンドごとに上昇となる。

デザイン 編集

架空の惑星を旅するという設定に基づき、山あり砂漠あり水ありの世界が舞台となる。登場キャラクターもそれに合わせたデザインで統一されている。それらはやわらかい曲線とパステルカラーで描かれている。

バージョン 編集

大きく分けて新旧2種類のバージョンがあり、さらに細かく仕様の異なる計4種類のバージョンが存在する、新バージョンではラウンド開始時にBGMのタイトルが表示されるほか、ラウンド5(旧バージョンにはメロディーラインがない)やラウンドクリアの音楽が異なり、タイトル画面などの演出も変わっている。一部資料にて「USA版」と紹介されているが、日本でも新バージョンとして出荷されている。ゲーム基板の一部のROM(具体的には68000に接続されているEPR-7382/7383/7385/7386、Z80に接続されているEPR-7535)に貼られたシールの番号末尾に“A”が付いていれば新バージョンである。

テンプレート:ネタバレ

装備 編集

オパオパ(自機)は、以下のパーツ(パワーアップアイテム)を装備することができる。パーツはSPPED UP(スピードアップ)、WEAPON 1(ウェポン1、ショット系武器)、WEAPON 2(ウェポン2、ボム系武器)といった系統に分けられており、同系統のパーツは複数所有していても一度に1種類しか装備できず、ショップ風船での買い物終了時、もしくはセレクト風船に接触した時に装備を選択する。なお、いくら買い溜めをしても、ミスをすると購入したパーツは(非装備のものを含め)全て失われてしまう。

SPEED UP 編集

順番に自機の移動速度が増す。これらの装備は再購入時の値上がりは無い。

  • SMALL WINGS (スモールウイング) - 初期装備
  • BIG WINGS (ビッグウイング)
  • JET ENGINE (ジェットエンジン)
  • TURBO ENGINE (ターボエンジン)
  • ROCKET ENGINE (ロケットエンジン)

WEAPON 1 編集

ツインショット以外は時間制限があり、制限時間を過ぎるとツインショットに戻る。

TWIN SHOT (ツインショット)
初期装備。自機の前方水平方向へ上下2発1組の弾を発射。当たり判定は上下別個に存在し、連射装置使用時などは画面上の表示弾数制限に引っかかった場合などに上下どちらか一発しか発射されない事もある。表示弾数制限によりボタンを押しても弾が出ない場合でもショット音だけは発生する。
WIDE BEAM (ワイドビーム)
自機の前方水平方向へ縦幅のあるアーチ状の弾を発射。
LASER BEAM (レーザービーム)
自機の前方水平方向へ一定の縦幅のあるレーザーを発射。ボタン押しっぱなしで連続的に発射可能。時間切れ近くになると細くなる。連射するとレーザーが延びていかないため、ショットボタンにオート連射が設定されている筺体の場合は射程が非常に短くなり、利便性が著しく下がる。
耐久力のある敵に対する貫通力はなく、システム上ではショットが高速で連射されているのと同等。
7-WAY SHOT (セブンウェイショット)
自機の前方へ7発1組の弾を扇状に発射。広範囲への攻撃だけでなく、敵に接近して7発全弾当てれば、高いダメージを与えられる。

WEAPON 2 編集

シングルボム、ツインボムズ以外は弾数制限があり(9発まで保有可能。購入価格は1発の価格である)、全て撃ちつくすとシングルボムに戻る。

SINGLE BOMB (シングルボム)
初期装備。小型のボムを1個ずつ投下。着弾するまで次のボムは発射できない。
TWIN BOMBS (ツインボムズ)
シングルボムを連続で2個まで投下できる。弾数制限がなく、ミスあるいは任意で変更しない限り初期装備に戻ることはない。
SMART BOMB (スマートボム)
瞬時に画面上の敵機・敵弾を消し去る(発射時にボムの弾体は出現せず、画面がフラッシュする)。基地・ボスに対してはショット一発分のダメージとなる。内部ランク3段階目以降は、撃ち返し弾が発生するため、1発では画面上を綺麗にすることができなくなる。
FIRE BOMB (ファイヤーボム)
自機の前後水平方向へ火の玉状の貫通弾を発射。同じ高さに敵がいない時は通常のボムと同じように投下され、敵が存在する高さまで落下した瞬間、火の玉に分裂して前後へ飛ぶ。
自機がボムと同速度のスピードアップをしていれば、発射したボムの後をついて行くだけでその方向の同軸線上の敵を一掃できる。この技を使って簡単に攻略できるラウンドがある(ただし、高次周回では撃ち返し弾による事故が発生するのでその技は使えなくなる)。
HEAVY BOMB (ヘビーボム)
分銅形の貫通弾が自機の真上(画面外)から垂直方向に落下。弾体には「16t」と記されており(由来は『空飛ぶモンティ・パイソン』より[1])、「重さで押し潰す」というイメージの武器である。一部ボスにも有効。

その他 編集

EXTRA SHIP (エキストラシップ)
購入すると残機が1増える。本作で残機を増やす唯一の手段。1周クリアで所持金と残機が全て失われるため、高次周ではこれを購入できる状態になるまでは残機無しで耐えなければならない。ディップスイッチの設定で価格の変更が可能。

ラウンド 編集

ROUND1 PLALEAF(プラリーフ) ~緑の惑星~ 編集

前線基地 「ドラリンフラー」
ボス 「スタンパロン」
太く短い丸太をモチーフにしたボスキャラ。上下に移動し、口から木の葉型の弾を吐き出す。弱点は弾(葉)を吐き出す口。

ROUND2 TABAS(タバスコーダ) ~火の惑星~ 編集

「TABAS(タバス)」はラウンド開始時の惑星名の表示による。

前線基地 「バイバーブ」
ボス 「ボランダ」
花をモチーフにしたボスキャラ。フラスコ状の本体(顔)の周りに大小2種類の回転する花弁を持つ。本体は静止している。登場時にはまず本体だけが地面から出現し、そのあとに花弁が飛び込んでくる。このとき花弁に当たり判定はない。弾(種)を上方に撒き散らし、画面全体に降らせる。外側の花弁は装甲となっており、内側の花弁が弱点である。それぞれ耐久力がある。
セガ・マークIII版では内側の花弁が3つになっている。また、外側の花弁は回転せず、その代わり本体が上下移動する。

ROUND3 LA DUNE(ラ・デューン) ~砂の惑星~ 編集

惑星名は『デューン』からとられている。

前線基地 「パタートン」
ボス 「コバビーチ」
上下に移動する円い本体(顔)の向かって左側にレーザー砲がずらりと並び、順番にレーザーを発射してくる。時間が経つと発射間隔が詰まり、さらに時間が経つと上下移動ではなく、自機に近づくようになる。弱点はこれらのレーザー砲。

ROUND4 DOLIMICCA(ドリミッカ) ~超惑星~ 編集

前線基地 「ドリンガ」
ボス 「クラブンガー」
上下2本の触手を縦横無尽に動かし、先端のハサミから無数に弾を発射する。本体は静止している。弱点は触手の各節。1個につきショット3発で赤く染まり、全て赤くすれば倒すことができる。
マークIII版ボス「ウルトラスーパービッグマキシムグレートストロングトット」
セガ・マークIII版、およびMSX版にて、スプライトなどのハードウェアの機能面の制約によりクラブンガーが登場できないことから、代わりに登場する巨大な魚型のボス。大きく広げた口に並んだ歯から、同型の弾を周期的に飛ばす。弱点は口の最奥で収縮する舌のようなもの。
ボスの名称は、2008年に発売されたサウンドトラックアルバムのタイトルとしても使われている。

ROUND5 POLARIA(ポーラリア) ~氷の惑星~ 編集

前線基地 「パッカリアン」
ボス 「ポッポーズ」
本作中、唯一集団で登場するボスキャラクター。同じ形で大きさの異なる個体が、編隊を組んで現れる。最前列に小型の個体が縦に8体並び、次いで中型4体・大型2体・超大型(他ラウンドのボスと同等の大きさ)1体という、まるで左から右に勝ち進むトーナメント表のような配置となっている。小型の個体は登場時から、それ以降の個体は、前にいる個体2体が消滅した時点から自機に弾を撃ってくる。弾の大きさ・速度そして各個体の耐久力は大きさに比例し、大きい個体ほどより大きく速い弾を吐き、耐久力も高い。弱点は全ての個体だが、前列を全滅させるまで後列の個体は攻撃を受け付けないため、一列ごとに全滅させる必要がある。
一周目では、一定時間経過すると弾切れとなり自機に迫る。ラウンド8以降の登場は、一定時間経過すると、全個体が一斉攻撃を仕掛けながら自機に迫る。どちらの場合でも、この状態になると前列を全滅させていなくても後列を攻撃できるようになる。

ROUND6 MOCKSTAR(モクスター) ~雲の惑星~ 編集

前線基地 「バルンガ」
ボス 「ウィンクロン」
1個の眼を中心として渦巻き雲の列が周囲6方向に伸び、自機の移動を制限する。本体は静止している。最初は眼だけが画面左から登場し、ほどなく渦が周囲に飛び込んでくる。このときの渦にも当たり判定がある。弾などを発射せず渦の列を時計回りに回転させるだけだが、その速度は徐々に速くなっていく。弱点は眼。ダメージを受けるとまばたきし、その間は攻撃を受け付けない。ダメージ量に応じて充血したように赤くなる。攻撃を12発ヒットさせることで撃破。どのような武器であっても、必ず「12発」ヒットさせなければならない。なお、1周目ラウンド5までのボスキャラクター戦では自機が右向きに固定されるが、ラウンド6以降は向きが固定されなくなる。
ファミリーコンピュータ版ではハードウェアの制約から渦の列は3本に減っている代わりに、渦の速度の上昇が早い。
マークIII版ボス「dz・デノ・ローマ」
セガ・マークIII版およびMSX版にて、クラブンガーと同様の制約からウィンクロンの代わりとして登場する亀型のボス。甲羅から放物線状に高速弾を放つ。弱点は頭部だが、周期的に甲羅の中に引っ込んでしまう。名前の由来はドラマ『スチュワーデス物語』で登場する台詞「ドジでノロマなカメ」から。

ROUND7 POCARIUS(ポカリアス) ~水の惑星~ 編集

前線基地 「ロリンガ」
ボス 「IDA-2」(アイダ・ツー)
自らを30個(縦5個×横6個)のパーツに分割して拡散と収束を繰り返す。収束地点は拡散完了時の自機座標。拡散/収束のサイクルが次第に速くなる。収束時のみ当たり判定があり、弱点も収束時の本体である。同社の3Dシューティングゲーム『スペースハリアー』に出てくる敵キャラクター「IDA(アイダ)」と名前の由来を同じとする(顔が似ている製作スタッフの苗字より)。

ROUND8 SALFAR(サルファ) ~悪霊の凝縮した星~ 編集

ボス 「???」
ラウンド1から7までに登場したボスキャラクターとの連戦をクリアした後に登場する。オパオパの父親がエイリアンに操られ、最終ボスとして登場する。
登場後、本体は画面右奥に引っ込み、本体の先端からエイリアンが触手と化して1本ずつ(倒すと次の触手が)伸びてくる。各触手は先端が弱点で、移動した軌跡は壁となり自機の移動範囲を次第に制限していく。触手は全部で6本存在し、各触手の移動パターンはそれぞれ異なるが、最終的に画面を壁で埋め尽くすような動きをする。触手は先端が破壊されるか行き止まりに当たると壁ごと消滅する。通常は攻撃で倒すほかないが、最後の触手は自機の装備と触手の誘導によって自滅(行き止まり)させることも可能。後から登場する触手ほど移動速度が速くなり、回避や誘導などが困難となる。全触手を倒すと父親が解放される。
なお、ラウンド8ではショップ風船が登場しない代わりに、ラウンド開始時とミスした際のリスタート時に買い物が行える。

ラウンド8が終了するとエンディングとなり、ハイスコア登録の後、2周目が始まる。#難易度の上昇の仕様により、2周目は1周目よりも高い難度となっている。なお、2周目以降もラウンド数のカウントはリセットされず、加算され続ける(例:2周目ラウンド1は「ラウンド9」、3周目ラウンド1は「ラウンド17」)。

音楽 編集

サウンドは川口博史が手掛ける。音源システム16Aに搭載されているヤマハYM2151(OPM)のみを使用し、ADPCMは使用していない。

最終ボスBGM「YA-DA-YO」には歌詞が存在する。また1997年に発売されたセガサターン版には作曲者みずから編曲したラウンド1のBGMのボーカルバージョンが入っている。

当時発売された音盤『セガ・ゲームミュージックVol.2』のライナーノーツ内で、楽曲がヤマハのポータブルキーボードPSR-70を使用して製作されたことや、事情により旧バージョンのラウンド5BGMにメロディーラインを入れられなかった(音盤にはUSA版が収録されている)などのエピソードが語られている。

楽曲リスト

  • (ROUND-1) OPA-OPA!
  • (ROUND-2) KEEP ON THE BEAT
  • (ROUND-3) SAARI
  • (ROUND-4) PROME
  • (ROUND-5) HOT SNOW
  • (ROUND-6) DON'T STOP
  • (ROUND-7) DREAMING TOMORROW
  • SHOP
  • BOSS
  • (ROUND-8 BOSS) YA-DA-YO
  • (ENDING / NAME ENTRY) VICTORY WAY
  • ROUND CLEAR
  • GAME OVER

※ラウンド開始時に表示される曲名では、ラウンド2が「KEEP ON THE BEST」と誤っているが、セガサターン版ではこれを修正するか否かを設定可能。

テンプレート:ネタバレ終了

移植 編集

本作は最初のアーケード版の登場から既に約四半世紀となるが、その間、多くのコンシューマゲーム機やパソコンなどに対して、セガ自身も含む複数のメーカー・開発チームを経由して移植されている。

セガ・マークIII版:1986年6月15日
発売はセガ。マークIII用ゴールドカートリッジ第1弾として発売された。アーケード版と並行して開発されたものであり[2]、厳密な意味では移植作ではない。
ハードウェアの性能に合わせ、グラフィックはアーケード版を踏襲しつつ新たに描き起こされている[3]。システム面では「ラウンド4と6のボスの差し替え」「レーダーの削除」「基地の数が6個」といった変更がある。また、レーザービームの威力が低くなった分、価格も変更されている。
仕様に細かく差異のある2種類のバージョンがあり[4]、最初のバージョンは、ラウンド7のボスの耐久力が周回を重ねると異常に高くなる現象が起こる。
4種類のエンジンを買い揃えるとWEAPON 1の秒数制限が無くなる裏技があった。さらに、一つ買うとSOLD OUT(売り切れ)になるエンジンを複数買う裏技もあり、安いビッグウイングを4つ買って武器を無制限にすることもできた。
2008年3月11日よりWiiバーチャルコンソールで配信が開始された。要Wiiポイント500。マスターシステムのVC配信ソフト第2弾(参考リンク)。
MSX版:1987年
発売はポニーキャニオン。マークIII版をベースとして開発されたものであるが、移植された機種の中でもハードウェア的な制約が最も厳しかったものであり、本作の色彩はオリジナルのパステルカラーとはかけ離れた極彩色のものになっている。また、多くのキャラクターが単色表示である。背景のスクロールは『グラディウス2』などと同様の8ドット(BG)単位になっている。
ファミリーコンピュータ版:1987年7月20日
発売はサンソフト。上下にもスクロールする、基地が動く、レーダーがある、全てのボスを再現しているなど、マークIII版と比較しよりアーケード版に近い仕様を実現している。ボスキャラが登場すると背景が消える点は上記2作と同様。基地の数は8個。
NES
上記のファミリーコンピュータ版とは別に、日本以外で販売された移植作。発売はテンゲン。移植の度合いはファミリーコンピュータ版と同レベルながら、グラフィックの色彩やBGMの音色の違い、基地の数が6個になっている、7-WAYショットが5-WAYショットになっている、などの細かな差異がある。
PCエンジン版:1988年10月14日
発売はNECアベニュー。開発はビッツラボラトリー。PCエンジンのハードスペックを生かし、グラフィックについては従来の移植作品よりもアーケード版に近いレベルで再現した[5]が、音色などサウンド関連の再現度は低くなっている。
X68000版:1989年
発売は電波新聞社。完全移植に加え、『スペースハリアー』をモチーフとした隠しラウンド「DRAGON LAND」が存在する。各ラウンドにおいて、レーダー右端からラウンド数番目の基地を最初に破壊するとアルファベットコインが出現し、全て集めて「HARRIER」の文字を完成させると、ラウンド8の前に隠しラウンドが始まる。他にもトレースプレイやJAPAN/USAバージョン切り替え、のアレンジBGMへの切り替え、立体視端子に接続した3Dメガネによる3D表示などの機能が存在。
セガサターン版『セガエイジス ファンタジーゾーン』:1997年2月21日
発売はセガ。ハードウェア側の性能向上によって、ようやくコンシューマゲーム機へのアーケード版そのままの完全移植が実現した。微細な設定項目に加え、リプレイデータの保存も可能。
Windows(9x/Me)版:1998年10月9日
『セガ メモリアルコレクション』に、『ペンゴ』『フリッキー』と共に収録。内容はセガサターン版のものとなっている。インストーラーがWidnows9x系以外(WinNT/2000/XP)をはじく仕様になっているが、インストーラーへのショートカットを作り、それをWin9x互換モードで起動することでWindows2000/XPでもインストールできる。
プレイステーション2版『セガエイジス2500シリーズVol.3 ファンタジーゾーン』:2003年8月28日
発売は3Dエイジス。オリジナル版の完全移植ではなくアレンジ移植であり、ゲームシステムは変わらないがオブジェクトが全て3Dポリゴンで描画されており、ラウンド開始時などにカメラアングルの変化といった演出も用いられる[6]。集めたお金で新たな武器やオプション設定、追加ラウンドなどを購入できる「チャレンジモード」を搭載。
追加ラウンド
ラウンド 惑星名 ボス BGMタイトル
8 DAWNDASK SKAROTTEN SUNSET TEARS
9 APOCHAL POGANEL HAPPY CHAOS
10 CAVIAN METISTUTA CRYNICAL
11 DEPOOBLE PICKON CORAL SONG
ケータイサイト セガエイジス版:2007年4月18日
iモードYahoo!ケータイEZwebなどの携帯アプリ用に配信された移植版。
プレイステーション2版『セガエイジス2500シリーズVol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』:2008年9月11日
アーケード版、セガの家庭用ハードで発売された移植版、その他の関連作品、新規に作成したリメイク版などを収録した『ファンタジーゾーン』の集大成とも言える作品。収録作品は下記のリストを参照。ちなみに、本作が『セガエイジス2500シリーズ』の最終作となる。なお、本作に収録されているアーケード版には、本来エンディングでオパオパの父親が流すはずの涙が流れないというバグが存在する。
収録作品リスト
  1. ファンタジーゾーン
  2. ファンタジーゾーンII オパオパの涙
    • セガ・マークIII版
    • アーケード(システムE)版
    • SYSTEM16 リメイク版(後述)
  3. ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険(ゲームギア
  4. スーパーファンタジーゾーンメガドライブ
  5. オパオパ
    • アーケード(システムE)版
    • セガ・マークIII版
    • 日本国外版(Sega Master System、タイトルは "FANTASY ZONE THE MAZE")
  6. ギャラクティックプロテクター(セガ・マークIII)
ファンタジーゾーンII SYSTEM16 リメイク版
「もしも『ファンタジーゾーンII』が、当時のアーケード基板のSYSTEM16上で開発されていたとしたら?」というコンセプトのもと、現代において実際にSYSTEM16の開発環境上で制作されたもの。詳細は該当項目を参照。
ファンタジーゾーン ネオクラシック版
ファミリーコンピュータ版をベースとしたアレンジバージョン。元の仕様(ドットパターンやサウンド)をそのまま再現した上で、グラフィックの色数を増やし、またボス戦でも一枚絵ながら背景を表示させている。
なお、デフォルトでは選択不可で、ある入力をする必要がある。

移植版の追加ラウンド・追加装備 編集

テンプレート:節スタブ

X68000版追加ラウンド DRAGON LAND 編集

ボス
スペースハリアーの様々な敵がボスラッシュのように登場。最初にビンズビーンが通過した後、オクトパス、テトラ、ローリーズが順に登場し、最後にアイダに護られた(アイダは破壊不可)バーバリアンを倒せばクリア。

3D AGES版 追加ラウンド(1) DAWNDASK 編集

ボス「SKAROTTEN」
不気味な頭の下に、4つのパーツがトーテムポールのように重なっているボス。頭から弾を撃ちつつ、下の各パーツの球状の部分を前へ伸ばしてくる。下のパーツをすべて破壊した後に動き出す頭を破壊すれば倒せる。

3D AGES版 追加ラウンド(2) APOCHAL 編集

ボス「POGANEL」
円盤型の本体の外周に8つの砲台と、それを覆う4つのカバーがついている。カバーを反時計回りに回転させつつ、カバーの隙間の砲台から、画面端で反射する弾を撃つ。弱点はこれらの砲台。

3D AGES版 追加ラウンド(3) CAVIAN 編集

ボス「METISTUTA」
破壊不可能な無数の鉱石を、ほぼ一画面を覆う程に幾重にも張りめぐらせている。本体を中心に鉱石を互い違いに回転させ、接近や攻撃を阻む。緑色の鉱石は触れてもミスにならないが、赤色の鉱石に触れる、もしくは緑色の鉱石と画面端に挟まれるとミスとなる。

3D AGES版 追加ラウンド(4) DEPOOBLE 編集

ボス「PICKON」
四隅に攻撃を弾く真珠を装備したボス。上下に浮遊しつつ、時折画面手前に飛んで、地面へ頭突きをすることで、画面下から無数の泡型の弾を湧きあがらせる。

3D AGES版の追加装備 編集

続編・姉妹作 編集

ファンタジーゾーンII オパオパの涙 編集

テンプレート:See

ファンタジーゾーンGear オパオパJr.の冒険 編集

サンリツ電気(現シムス)より1991年7月19日発売。ゲームギア対応。ゲームシステムを受け継いだオリジナル作品。

スーパーファンタジーゾーン 編集

テンプレート:See

関連作品 編集

ディフェンダー
ウィリアムスより発売。任意スクロールや敵レーダーなどが本作と共通する。
スペースハリアー
ボスキャラクターの原点の共有や、X68000版での隠しラウンドのモチーフなど、何かと本作と関わりの多い作品。
元々“ファンタジーゾーン”というタイトルも、開発中のこの作品につけられていたものであり(本作のタイトルとした方が相応しいという理由で変更された)、ゲーム開始時の音声メッセージ "Welcome to the Fantasy Zone!" にその名残がみられる。
また続編に当たる『プラネットハリアーズ』でも、裏技でオパオパを自機にしてプレイすることができる。それ以前にも、『スペースファンタジーゾーン(未発売作品、後述)』という両者を融合させたゲームも製作されたことがある。
オパオパ
セガより発売。2人同時プレイ可能なドットイートアクション、2Pキャラの名前は「ウパウパ」。1987年、アーケード版とマークIII版がほぼ同時期に発売。海外でのタイトルは "FANTASY ZONE THE MAZE"
ギャラクティックプロテクター
セガより1988年に発売のマークIIIオリジナルの固定画面シューティング。パドルコントローラ使用。
メダルゲーム
本作をモチーフにしたメダルゲーム。1999年に稼動開始。トリガーを引いてメダルを射出し、指定箇所に放り込むことで、液晶画面内のオパオパが敵を倒すなどの演出がなされる。
また、トリガーと別にレバーがあり、ボスを倒した際は、液晶画面内のオパオパをレバーで操作し、散らばったコインを回収した分、メダルを得ることができる。
ゲームブック
ファミリーコンピュータ版発売の際、『ファミコン冒険ゲームブック』のラインナップとして刊行された。ストーリーはゲーム版と異なり、惑星プラリーフに暮らす少年少女の冒険物語となっており、オパオパは主人公の少年の親友として登場する。執筆は塩田信之
  • ファンタジーゾーン 異星からの侵略者 - 1987年10月初版 ISBN 4575760455
  • ファンタジーゾーン2 異星への旅立ち - 1989年2月初版 ISBN 4575760943
赤い光弾ジリオン
タツノコプロダクション1987年のアニメ作品。オパオパとウパウパがマスコットキャラとして登場。また同アニメのマークIII用のゲーム版にも、パワーアップアイテムとして登場する。
外部出演など
  • フラッシュポイント - 画面脇のウィンドウにオパオパが登場。また背景もファンタジーゾーンのステージになっている。
  • アレックスキッド ザ・ロストスターズ - ラウンド2のミラクルボールがオパオパ型のカプセルに入っている。
  • キネティックコネクション - 出題されるパズル画面の1つにオパオパが登場。
  • ファンタシースターオンライン - 装備品「マグ」のバリエーションの中にオパオパが登場。特定条件で、あるアイテムの付与によりオパオパを作成できる。
  • バーチャファイター4 - 登場キャラクターが装備するアイテムや、チームのエンブレムとしてオパオパが登場する。
  • プロ野球 グレイテストナイン'97 - セガのオリジナルチームに、オパオパが選手として登場する。
  • セガ スプラッシュ!ゴルフ - キャディとしてオパオパが登場する他、本作をモチーフとしたコースや、キャラクターの形をしたドライバーも登場。
  • Sonic & Sega All-Stars Racing - プレイヤーキャラクターとしてオパオパが使用可能。パワーアップ時にSHOP風船からアイテムを購入する演出がある。
  • ダライアスR - ゲーム中に、本作の最終ボスのテーマ(YA-DA-YO)と全く同じ曲が流れる。収録された意図は不明。
  • ベヨネッタ - ゲーム中に登場する人工衛星が、ラウンド1のボス・スタンパロンをモチーフにされており、衛星内に"SYSTEM16"(ファンタジーゾーンのシステム基板名)と書かれた場所もある。
  • その他 - 1991年に『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』がヒットしてセガのイメージキャラクターとなる前は、このゲームのオパオパ(と別作品のアレックスキッド)がセガの準イメージキャラクター扱いであり、セガのアミューズメント施設などの配布物にキャラクターがプリントされていた。
スペースファンタジーゾーン(未発売作品)
NECアベニューよりSUPER CD-ROM2で発売される予定だった作品。雑誌などで製作が発表されてから4年間も発売未定が続き、結局作品としてはほぼ完成していながら未発売となってしまった。
内容はスペースハリアーをファンタジーゾーンのキャラクターに置き換えた物で、買い物システムも搭載していた。
完成直前のベータ版が流出してしまい、現在インターネット等でその複製が流れている。またインターネットオークション等で、パッケージをさも製品として発売されたかのように見せかけた模造品が取引されている。

脚注 編集

  1. 『ファンタジーゾーン コンプリートコレクション』のマニュアルより。
  2. 名作アルバムVOL.05『ファンタジーゾーン』開発スタッフインタビューより(参考リンク)。
  3. 基地は背景として描画されているためアニメーションしない。
  4. ゲームオーバー時の背景色が黒から緑色に変更されているなど
  5. 家庭用ハードの移植版で、ボス登場時に背景が消えないのは本作が初。
  6. モデリングされたキャラクターをカメラアングルを変えて鑑賞できるモードもある。


テンプレート:Video-game-stub

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki