Mii(ミー)は、任天堂が発売するゲームハードやサービスで使用可能な人型アバターキャラクター。
概要[]
ゲームハード「Wii」をはじめ、ニンテンドー3DS、Wii U、Nintendo Switchといった任天堂のゲームハードに内蔵されている作成ツールで製作し、それらのハード(と一部ニンテンドーDS用ソフト、ニンテンドーDSiウェア、スマートデバイス向けアプリ)で使用可能となるアバター。
顔の形や髪形、目のパーツ、鼻のパーツ、口のパーツ、眉毛のパーツ、その他ヒゲやホクロなどを設定して、ユーザー各個人が自身の顔に似せたMiiを作成できる。家族や友人のMiiも作ってそれぞれ参加者が自分の持ちキャラクターとして使用したり、有名人や気になるあの人のMiiを作って思いのたけをぶつけたりとその扱い方は無限大。
2011年にはニンテンドー3DS内蔵の『Miiスタジオ』でパーツが増えたうえパーツごとの縦横比を変更できるようになり、2016年発売の3DS版『Miitopia』ではファンタジーの世界観に合わせてMiiの髪色や目、リップの色に自由度が加えられ、その後Nintendo Switchやスマートフォンアプリ『Miitomo』でも色のバリエーションが増加した。
ハードをNintendo Switchへと移し「Wii」を冠するタイトルがなくなった2020年代現在では『Miitopia』でMiiの上から好みのパーツをくっつけられる「メイク」によりMii本来のパーツを完全にかき消すことができるようになり、Wii Sportsシリーズの続編的ソフト『Nintendo Switch Sports』では新たなアバター「スポーツメイツ」がMiiとともに選択できるようになり、その立場はだんだん失われつつある。
デビュー作[]
- 初登場
- 2006年12月2日発売のゲームハード「Wii」に内蔵のチャンネル『似顔絵チャンネル』が製作可能なツール。
- デフォルトのMiiであれば、同日発売の『はじめてのWii』『Wii Sports』『おどる メイド イン ワリオ』にも登場。
- 北米圏では2006年の11月19日に発売されており、最も提供が早い。
登場作品一覧[]
ゲーム作品[]
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その他[]
- 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場する一部のモブキャラクターの顔は「UMii」というMiiの後継にあたるエンジンが使用されているという報告が第三者ユーザーにより行われた。[1]
脚注[]
関連記事[]
- Wii
- 似顔絵チャンネル
- Miiスタジオ
- Miiファイター
- Miiレーシングスーツ
- Miitomo
- Miitopia
- マイユニット
- スポーツメイツ