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特救指令ソルブレイン

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メタルヒーローシリーズ
通番 題名 放映期間
第9作 特警
ウインスペクター
1990年2月
- 1991年1月
第10作 特救指令
ソルブレイン
1991年1月
- 1992年1月
第11作 特捜
エクシードラフト
1992年2月
- 1993年1月

テンプレート:基礎情報 テレビ番組

特救指令ソルブレイン』(とっきゅうしれいソルブレイン)は、1991年(平成3年)1月20日から1992年(平成4年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週日曜8時00分から8時30分(JST)に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビ番組。「メタルヒーローシリーズ」の第10作にあたる。

テンプレート:ネタバレ

概要 編集

特徴 編集

前年の『特警ウインスペクター』に次ぐ「レスキューポリスシリーズ」の第二作である本作品は、『ウインスペクター』の正当な続編として制作された作品であり、上記のストーリーにもあるように正木本部長が引き続き登場したり、中盤にて前作ラストで海外へ旅立った『ウインスペクター』のメンバーが一時帰国してゲスト出演するなどといった展開が見られた。さらに後半からは『ウインスペクター』の主人公であった香川竜馬がセミレギュラーとして再登場し、ファンを歓喜させた。また宮内洋演じる正木本部長のフィギュアはサブキャラクターである(変身しない)隊長の人形でありながら非常に人気が高く、良好な売り上げを記録したという。

設定面では、前作の基本的な部分を踏襲しつつ、メンバーごとの役割の分化や、よりリアル感のある強化スーツや装備のデザイン、大型救助母艦の導入など、新たな要素を導入していく試みがなされている。演出面では、ソルドーザーのクローラー変形時のアニメーションにCGが導入されている。以後このシリーズでCG技術を使った作品として、1997年の『ビーロボカブタック』がある。

その一方でドラマ面は前作以上に刑事ドラマとしてのカラーが強まることとなり、戦闘よりも事件の捜査に割かれる時間が圧倒的に長い(戦闘が発生すらしない、犯人が襲ってきても圧倒的な戦力差により戦闘にならないこともある。無論、警察機構の一部であるソルブレインは犯人の抹殺ではなく逮捕を目的としている)点はその最たるものと言える。犯人や被害者が死亡したり、また本来はごく普通の市民でありながら、悪人に追いつめられて罪を犯して逮捕されるなど、バッドエンド的な結末を迎えるエピソードも多い。これらの『大都会 闘いの日々』や『特捜最前線』などを髣髴させる重厚な作風とテーマ性は、『あぶない刑事』などのいわゆる“トレンディ刑事ドラマ”が全盛であった当時にあって、子供向けドラマとしてはもちろん、刑事ドラマとしても大きく異彩を放つものであった。特に後半セミレギュラーとなった高岡関連のエピソードにおけるハードな展開は、シリーズの社会性の強さを象徴するファクターと言える。

本作の時代設定は2000年とされているが、実際の放送期間である1991年が時代設定のように思われる描写も多々存在する。

なお、本作品はメタルヒーローシリーズ中最長となる全53話が放映されている[1]

スタッフについて 編集

脚本面では前作に引き続いて杉村升高久進宮下隼一扇澤延男らが顔を揃えていることもあり、作劇上特撮ドラマというよりは刑事ドラマとしてのカラーが色濃いと言われる。

演出陣では堀長文プロデューサーと長い付き合いの蓑輪雅夫がシリーズ初参加ながらパイロット監督を務め上げた。ただし蓑輪はその後スーパー戦隊シリーズに戻っている。前作から引き続き小西通雄小笠原猛三ツ村鐵治がメガホンを撮るが、ベテランに混じり本作品では現在の東映特撮演出陣の中心メンバーである石田秀範が当時まだ29歳の若さで監督デビューを果たしている。

音楽担当には瑞木薫を起用。東映の特撮テレビシリーズの劇伴作曲家としては初の女性作家の登板となった。

評価 編集

視聴率は前作と比べると平均12.2%(月刊ニュータイプ調べ)と若干下がり、玩具販売においては前作比60%[2]と苦戦を余儀なくされ結果、ゲスト出演を経てのファイヤーレギュラー化、SS-1の活躍シーンの縮小等後半での変化をもたらすこととなった。

ストーリー 編集

犯罪が高度化した時代。人の命と心を救うために、自らの青春を賭けて立ちあがった若者たちがいた。それが特装救急警察である!(オープニングナレーションより)

警視庁特別救急警察隊ウインスペクターはICPOの要請を受け海外にその活動の場を移した。ウインスペクター本部長・正木俊介は、かつての事件を教訓にし人の命を犯罪から救うだけでなく、犯罪者の心をも救うための新たなレスキューポリスを誕生させた。それが特装救急警察ソルブレインである。

登場人物 編集

ソルブレイン 編集

西尾 大樹(にしお だいき) / ソルブレイバー
主人公。特装救急警察ソルブレイン行動隊部の隊長で、警視正の24歳。アメリカ留学中に FBI で訓練を受けた(第20話で判明。教官だったデビット・コスギいわく「俺が教えた中では一番優秀だった。」との事)。頭脳明晰、スポーツ万能、そして強い正義感と優しい心を兼ね備えているが(第8話では、ソリッドスーツの装着可能時間をオーバーしているのにもかかわらず、火災で逃げ遅れた子供を救出した)、心無い人間に対しては熱くなる一面もある。冷徹になり切れない性格は刑事としての欠点とも言えるが、正木本部長からは高く買われているようである。ソリッドスーツ(ヘビータイプ)をプラスアップし、凶悪犯罪者や困難な災害現場に挑む。
樋口 玲子(ひぐち れいこ) / ソルジャンヌ
ソルブレイン行動隊部の隊員で、警視の22歳。通常は刑事として情報収集を行っているが、医師としての技術も備えており、ソリッドスーツ(ライトタイプ)をプラスアップして災害現場での負傷者の応急処置などに活躍する。優しい性格だが、ピンチに対しても諦めない頑張り屋。
なおレスキューポリスシリーズ三部作中で唯一の女性のスーツ装着者である。
ソルドーザー
バリアブル・レスキュードロイド(ロボット)で警部。ブレイバーらのソリッドスーツ以上の厚い装甲を持ち、大規模災害での救助活動に活躍する。消火ノズル、強力ライト、ウインチを装備。右手にドリルアームを、左手に大型のハサミ「アークウエルダー」を装着可能。
さらに地上走行形態ドーザークローラーにも変形が可能であり、走力は通常時は時速1.5km~2km、クローラー時は時速110km。出力は3800馬力。耐熱温度は4000℃、耐寒温度は-270℃。クローラーのドリルとバケットは、ダイヤモンドの5倍の硬度を誇るジルコナイト56製。人間と変わらない感情を有するためか、初めのうちは変形に拒絶反応を示したが、正木の「心まで変形するわけではない」の一言で変形に自信を持った(第12話)。
増田 純(ますだ じゅん)
ソルブレイン行動隊部の隊員で、警部補の22歳。捜査面のサポートを任務としており、ソリッドスーツは与えられていないが、災害発生時には現場に急行し避難民の誘導を行う。正義感に熱いものの、少々慌て者な面もある。
戸川 亀吉(とがわ かめきち)
ソルブレイン技術開発部員で警部の25歳。愛称は亀さん。明朗な性格のメカニック担当で、ソルドーザーとは大の仲良し。初期のオープニングでは「戸田亀吉」と誤って表記されていた。本作のコメディーリリーフ的存在。
矢沢 武(やざわ たけし)
母艦部のキャプテンで警視正の27歳。警察大学では大樹の先輩で、兄弟のような間柄。SS-I オペレーターチームを率い、SS-I の操縦を担当する。
相川 みどり(あいかわ みどり)
ソルブレインの情報担当官で警視。スーパーコンピューター「クロス8000」を使った情報収集の連絡を主な任務とする。初期のみ登場。
正木 俊介(まさき しゅんすけ)
ソルブレイン本部長で、警視監の42歳。特警ウインスペクターの創設者でもあり、WSPの海外赴任決定を機に「人の生命だけでなく、犯罪者の心も救いたい」との思いからソルブレインを設立した。変身しない登場人物であるにもかかわらず、玩具(ソフビ人形)が発売された数少ないキャラクター。

ソルブレインの関係者 編集

特警ウインスペクター
かつて正木本部長が設立した警視庁特別救急警察隊。ICPOの指令でパリに活動の場を移したが、メサイヤを追って帰国しソルブレインと共に合同捜査を行った。香川竜馬、ウォルター、バイクルが帰国したが藤野純子は加わっていない。
香川 竜馬(かがわ りょうま) / ファイヤー(ナイトファイヤー)
WSP隊長。24歳。前作の最終回でインターポールへ旅立ったが、メサイヤを追ってバイクル、ウォルターと共に帰国。当初は大樹と対立するも次第に彼を認め、ギガストリーマーを託してフランスに戻った(第21話 - 第23話)。その後、新ソリッドスーツ「ナイトファイヤー」と新装備「パイルトルネード」を引っさげて帰国、インターポール東京支部捜査官としてソルブレインと共に活動するようになる(第34話以降)。
鶴岡 則夫(つるおか のりお)
35歳。大樹達のよく行く自転車店の店主。ツール・ド・フランスに出場した経験を持つ名選手で、現役引退後はロードレースのコーチとしても実績を残している。熱血で男気があり、青葉台サイクルロードの地上げ事件(第18話)では、かつての愛弟子の名誉と自らの正義感の間で苦悩しつつも、犯罪組織に立ち向かった。妻とは死別しており、息子に10歳になる浩(ひろし)(演:冨田晋寛)がいる。

その他 編集

メサイヤ
第22 - 23話に登場。NATOによって製作された諜報用ロボット。松原という日本人旅行者の脳が使用されている。有機性シリコンで構成されたボディを持ち、子供や女性などに自由に姿を変える能力を持つ。しかし、姿を変えられる時間は2 - 3時間に限られている。
命令に忠実なロボットであったが、ある日コンピューターに異常をきたして命令に逆らって動いたために自爆装置が起動。開発メンバーの一人である藤波健三博士に自爆装置を解除してもらうために日本に戻ってきた。しかし、自爆装置の解除が不可能と知り自暴自棄になる。ソルブレイバーは、竜馬から託されたギガストリーマーで立ち向かうが、彼の悲しい宿命ゆえに撃つことができない。しかし結果的にそのことがメサイヤの心を救い、メサイヤは誰も巻き込まずに自爆する道を選び、妻と娘の名前を叫び自爆した。大樹は、メサイヤを救えなかったと嘆くが正木は、「お前はメサイヤの心を救った」と諭した。
本間 忠夫(ほんま ただお)
第34 - 35話に登場。元プロレスラーで、レスラーとしての名は「ボンバー本間」。巡業先のパリの喧嘩の仲裁に入り、逆に警察に追われた末に銃撃を受けて瀕死の重傷を負ったが、高岡隆一に金属生命体Og9を注入されたことによって「金属人間」へと変化した。人間の姿を保っていた時も通常の人間以上の戦闘能力を発揮し、体内の金属生命体は無限に成長を続け、苦痛に苛まれながら彼の身体は次第に醜く変貌していった。全身から放つビームと強力な触手を武器に、ソルブレイバーとナイトファイヤーを相手に戦いを繰り広げた。最期には、光夫少年の涙ながらの説得で人間らしい心を取り戻したが急激な成長の末に身体が耐えられず、光夫少年に看取られながら息を引き取った。
高岡 隆一(たかおか りゅういち)
第34 - 35話・第40話・第43話・第51 - 53話(最終回)に登場。悪の天才科学者で27歳。高岡とは養子に出されてからの名で、旧姓は水谷。両親を死に追いやった中田専務への復讐に燃えており、目的のためには手段を選ばない。中田の息子である光夫の誘拐を阻止されて以降は目的をソルブレイン壊滅に変更し、レーザーマシンガン、静電気放出装置、パーソナルバリア、記憶複写装置、立体映像といった人知を越えた発明を次々と繰り出し、終盤にかけてソルブレイン最大の敵となっていく。
高岡の持つ懐中時計から流れるオルゴールの音色はエドヴァルド・グリーグの『ペール・ギュント』組曲2番「ソルヴェイグの歌」である。

メカニック一覧 編集

ソリッドスーツ 編集

ソリッドスーツ
クラステクターを元に新たに開発されたレスキュー活動用の強化装甲スーツ。あらゆる災害現場での活動が可能で敵のいかなる攻撃も防御することができ、その性能はクラステクターを遥かに凌ぐ。ソリッドスーツはソルギャロップやソルドレッカーの車内で装着され、この過程をプラスアップと呼ぶ。犯人逮捕や現場確保(障害物破壊、消火作業など)に特化したヘビータイプと被災者救助に特化したライトタイプが存在する。活動時間は30分とクラステクターより遥かに長くなった。
ソルブレイバー
西尾大樹がソリッドスーツ(ヘビータイプ)を装着した姿。鉄の15倍の強度で密度は5分の1である強化アラミド繊維製の布に、電磁波・放射能シールド材と衝撃吸収材を積層、さらに繊維強化サーメットチタニウム合金の外殻で覆った複合装甲。耐熱性は4200℃、耐冷性は-270度、耐圧性は1平方cmあたり6.5トン。パワーは大樹の35~50倍で、15秒間だけ150倍のフルパワーが出せる。ジャンプ力は50m、フルパワー時の走行速度は秒速40m(100mを3秒で走りきるという設定もある)。
胸部には探査装置「ウィザードサーチャー」が装備されており、使用時にゴーグル部分へと展開する。テスト用のプロトスーツも存在し、こちらはソルブレイバー以上の性能を持つが活動時間は2分短く、しかも装着者への負担が大き過ぎる事から不採用となった(第8話)。前作のクラステクターとこの失敗による反省からか、酸素濃度を高めることで肉体への負担を軽減し、装着時間を延ばす「レスピレーター」がマスク部に内蔵されている。クラステクター同様ヘルメットのロックを解除するとスーツの機能が停止する。ロック機構自体はクラステクターより重厚に見える。テンプレート:要出典範囲
ソルジャンヌ
樋口玲子がソリッドスーツ(ライトタイプ)を装着した姿。おもな任務は、事件・事故発生時の怪我人の救護。スーツの装着はソルドレッカーの車内で行われ、装着の際は着身コード「プラス・アップ」の発声と同時に装着システムを起動させる。システムの起動後にスーツの各パーツが段階的に電送され、ベーススーツ・プロテクター・ヘルメットの順に装着される。装着の所要時間は、約5秒。
右腰に装着されたホルスターには、メディカルスキャナーなどの救護・治療メカが装備されており、それらの計測データは、胸部プロテクターに内蔵されたコンピュータを通じてヘルメットに電送され、開閉式のゴーグル(バイザー)に表示される。
通常は、顔面の上部のみをゴーグルで覆った状態で任務にあたるが、有毒ガスが充満している場所などで活動する場合は、顔面の下部にレスピレーターの内蔵されたフェイスガードを装着する。フェイスガードは、装着時以外は胸部プロテクターの前部に装備している。
ヘルメットの装着にゴーグルとフェイスガードを併用することで頭部の全体を覆うことができ、ヘルメット内の気密が確保される。それと同時にライトタイプのすべてのパーツを装着した状態となり、スーツの装着後に唯一露出していた顔面の下部を覆い隠すことで安全性とプロテクターとしての機能性を向上させ、ソルジャンヌとしての樋口玲子の任務・行動に大きく貢献している。実際、樋口玲子はライトタイプの性能に信頼をよせて装着者であることを誇りに思い、小規模の出動時にも万全なスーツの装着を心がけていた。そのため、任務遂行中にフェイスガードを装着しなかったシーンは本編では存在しなかった。
ヘルメットは、美しい長髪の持ち主である樋口玲子が装着することを前提に設計され、任務遂行中の毛髪の損傷を防ぐために後部が若干膨らんだ形状になっており、毛髪はスーツの装着と同時にすべてヘルメットの後部に収納し保護される。また、任務遂行中の外圧などによるヘルメットの不意な着脱を防ぐため、顔の側面から顎の前部にかけての輪郭と顎の下側に密着して装着することで、頭部にしっかりと固定している。
怪我人の救護を主目的としたスーツのため、ソルブレイバー(ソリッドスーツ・ヘビータイプ)ほどの機構は装備されていない。スーツの総重量は約10kgだが、内蔵されたメカノケミカル・アクチュエーターにより、スーツの装着が装着者の身体的負担となることはない。スーツには、装着者の力を約2.5-3倍に高める機能があり、最大15mのジャンプ力も備わる。完全装着時の耐熱温度:1800℃、耐冷温度:-150℃、耐圧性能:5t/cm2。
スーツの装着を解除する際は着脱装置にかかる必要があるが、ゴーグルの開閉とヘルメットの着脱に限り装着者である樋口玲子の意志により行うことができ(2話)、事故などによるスーツの機能停止時は、第三者によるヘルメットの着脱もできる(40話)。ただし、一度着脱した場合はヘルメットのみの再度の装着はできず、スーツ全体の着脱後に再びプラス・アップを行う必要がある。
ナイトファイヤー
香川竜馬がソリッドスーツ(ヘビータイプ)を装着した姿。インターポールがソルブレイン本部からの技術提供を受けて開発した、ソルブレイバーとほぼ同等の性能を誇る新型ソリッドスーツ。首から下の装甲は黒を基調としたソルブレイバーの色違いであるが、頭部は新造のものでありかつて竜馬が使用していたファイヤーのラインに近いヒロイックなものとなっている。レスキューポリスシリーズのスーツの中では初めて、ヘルメット装着時のロック・バイザー開閉などのギミックが存在しない。

装備 編集

ソルインジケーター
ソリッドスーツ内に収められている特殊警察手帳。手錠カフスロックを内蔵している。通信機としても使える。
ケルベロスΔ(デルタ)
ソルブレイバーとナイトファイヤーが持つ可変式装備。光線銃として使える「ショットモード」と、柄の上下に刃が伸びた剣状の「スラッシュモード」の2種類の形態を持つ。名前の『Δ』はショットモード時の形状(三角形)から。
ボスワインダー
特殊カーボンファイバー製ロープや特殊弾(救命パック弾、バリウム弾、磁性体弾、中和弾、高速炸裂弾)を射出するツール。使用時は右腕に装着する。
O2パック
背中に背負う酸素ボンベ。
メディカルパック
ソルジャンヌの使用する応急ツール。脈や血圧等を測る他、消火ガス・消火ビームを発射可能なメディカルスキャナー、ピストル型注射器のハイポガン、小型薬瓶のセット。ソルジャンヌの右腰に装着されたホルスターに装備されている。
スタンバトン
ソルジャンヌの使用する特殊警棒。本編では第38話のみで使用。
ギガストリーマー
かつてウインスペクターが使用していた最強のレスキューツール。機能などについてはこちらを参照。
本作品の中盤にてオーバーホールのためにソルブレイン本部に送られ、後に正式にソルブレイバーに受け継がれる。継承後は、マックスキャリバーのジョイント無しでマキシムモードが使用可能となった。第29話では、天才少年一条アキラの手によって1/2程度にダウンサイジングされた複製ギガストリーマーの試作品が製造された事がある。パイルトルネード登場以降は使用されなくなった。
パイルトルネード
ソルブレイバー、ナイトファイヤーが使用するソルブレイン最強の大型装備。その性能はギガストリーマー以上で、3つのモードに使い分けることができる。なお、前作のスピナーモードにあたる形態・機能は存在しない。
スーパーディスチャージャー
消火用ビームを射出する。
コーキングパンチャー
ゲル状の粘着弾、化学接着剤、特殊フリージング弾を撃つ。
トルネードバースト(※)
ケルベロスΔをセットする事で、プラズマエネルギー光球を毎秒40発発射する必殺技「トルネードバースト」を放つ事が出来る。威力はギガストリーマーマキシムモードの3倍であり、2人同時に放つと4倍となる。また、その威力に反して燃料入りドラム缶などの可燃物を、「破壊せずに吹き飛ばして排除する」といった器用な事も出来る。
※ トルネードバーストは前述の通り形態名ではなく必殺技の名前であるが、ここでは便宜上この表記とする。

メカニック 編集

ソルギャロップ
ソルブレイバーが乗る青いスーパーパトカー。水素燃料を用いた高性能タービンエンジンを搭載し、最高巡航速度は時速600キロ、瞬時最高時速は780キロ。ソルブレイバーにプラスアップ後は変形し、ボンネットからフロントガラスを黒いフードに、そしてリヤタイヤも覆うようになるが前作のウインスコードや次作のバリアス7のような特殊装備はなく、また劇中では変形シーンが描かれないためこの変化に気づかないファンも多い。ドアはガルウィング。ベースはトヨタ・SERA
ソルドレッカー
ソルジャンヌ、ソルドーザーが乗る黄色いレスキューカー。最高巡航速度は時速300キロ、瞬時最高時速は420キロ。摂氏4000度の耐熱力を備え、8.5トンの圧力でも壊れない頑丈さを誇る。ベースはトヨタ・エスティマ(初代)。ソルドーザーは後部の荷台に積み込まれる状態で乗る。
ナイトカスタム
ナイトファイヤーが乗る赤いスーパーパトカー。最高時速290キロ。ベースはマツダ・サバンナRX-7(FC3S)。これと同車種の車両は前作で藤野純子愛用のものとして使われている。
ソリッドステイツI
全長30メートルの超大型救助母艦で、通称 S.S.-I (エスエスワン)。格納庫であるソリッドハンガーからわずか1分で発進し、時速80キロでの地上走行と時速980キロでの飛行が可能。ケミカルディスチャージャーや投下式消火弾を用いた大規模火災の消火を始め、人命救助やほかのレスキューカーの運搬で活躍する。上部ラダーの内部がマシンの通路となっており、ラダーを下ろして滑り台のような状態にしてソルギャロップを発進させる(ただし、玩具では構造上それを再現する事は不可)。ソルドレッカーは機体右側面のハッチを引き出しのようにスライドさせて発進させる。また、オートコントロール機能による自動操縦も可能。
ウインスコード(外車)
香川竜馬がメサイヤを追って帰国した際に乗っていた車。外見は一般の乗用車と変わらないが、前作のウインスコードと同じくファイヤーに着化するための機能が搭載されている。しかし前作のような変形システム・救助メカは搭載されていない。

キャスト 編集

※各話のゲストについては放映リストを参照。

スーツアクター 編集

スタッフ 編集

主題歌 編集

オープニングテーマ
「特救指令ソルブレイン」
作詞:大津あきら / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ / コーラス:森の木児童合唱団
エンディングテーマ
「愛に抱かれて」
作詞:大津あきら / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:矢野立美 / 歌:宮内タカユキ / コーラス:森の木児童合唱団
挿入歌
「レスキューアクション 心を救え!」
作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:根岸孝旨 / 歌:沢崎靖英
「ファイティング・ソルマシン」
作詞:杉村升 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
「母艦ソリッドステイツ-1」
作詞:鷺山京子 / 作曲・編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
「プラス・アップ!」
作詞:秋谷銀四郎 / 作曲:工藤崇 / 編曲:大堀薫 / 歌:古怒田健志
「明日への絆」
作詞:大津あきら / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:大堀薫 / 歌:宮内タカユキ
「ハートはダイヤモンド」
作詞:大津あきら / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:根岸孝旨 / 歌:沢崎靖英
「心に冒険を」
作詞:大津あきら / 作曲:信田かずお / 編曲:百石元 / 歌:宮内タカユキ
「出動!ソルブレイン」
作詞:秋谷銀四郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:百石元 / 歌:宮内タカユキ
「前へ出ろ!」
作詞:榊原マサオ / 作曲:吉実明宏 / 編曲:岡田正浩 / 歌:宮内タカユキ
「傷ついた地球のために〜生命のメカ・パイルトルネード〜」
作詞:田久保真見 / 作曲:鴨井学 / 編曲:有澤孝紀 / 歌:沢崎靖英
「君もソルブレイン」
作詞:平出よしかつ / 作曲:瑞木薫 / 編曲:岡田正浩 / 歌:宮内タカユキ
「忘れるな君も」
作詞:ひりき徹 / 作曲:高垣薫 / 編曲:有澤孝紀 / 歌:古怒田健志

放映リスト 編集

  • 1991年11月3日は駅伝の為休止。
放送日話数サブタイトルゲスト登場人物、使用メカなど脚本監督
1991年
1月20日
1東京上空SOS 杉村升 蓑輪雅夫
1月27日2爆襲エスパー姉妹
2月3日3父は天使か怪物か 小西通雄
2月10日4夢のゲームソフト
  • 佐野由紀夫(演:海津亮介
  • 佐野の手下(演:清水一彦
  • 青山電機役員(演:篠原大作
  • 青山電機研究員(演:今井耕二
  • 体感ゲームマシン(サイバーアミューズメントシステム)
  • 産業廃棄物ジュロンS
2月17日5怪人がくれた勇気 増田貴彦 小笠原猛
2月24日6バクダンと落語家 扇澤延男
3月3日7人間再生マシーン 鷺山京子 三ツ村鐵治
3月10日8消えた強化スーツ 山田隆司
3月17日9父と娘の赤い絆 宮下隼一 小西通雄
3月24日10わしら純情放火団 扇澤延男
3月31日11愛と復讐の挽歌 増田貴彦 小笠原猛
4月7日12誕生!新ドーザー 杉村升
4月14日13殺人プレイバック 新井清
4月21日14愛を呼ぶ銃弾 山田隆司
4月28日15人形は平和の使者 高久進 小西通雄
5月5日16母艦S.S.-I消失
  • 笠原誠一(演:小林勝也
  • 誘導電波装置、分子間凝縮装置
杉村升
5月12日17手錠のままの脱走 宮下隼一 小笠原猛
5月19日18明日へ走る自転車
  • 柳田(演:中村孝雄
  • 竹内
  • 竹内義彦
  • 新型爆薬
鷺山京子
5月26日19亀ちゃんと探偵娘 扇澤延男 石田秀範
6月2日20涙の手錠を打て! 山田隆司
6月9日21帰って来たWSP (PART-I) 杉村升 三ツ村鐵治
6月16日22非情のファイヤー (PART-II)
  • メサイヤ / 松原(演:堀田真三
  • 藤波健三博士
  • バイクル
  • ウォルター
6月23日23竜馬から大樹へ! (PART-III)
6月30日24オオタカを救え! 高久進 小西通雄
7月7日25巨大母艦応答せよ
  • 島野教授(演:石橋雅史
  • 大気圧変換装置
杉村升 小笠原猛
7月14日26罠をしかけた刑事
  • 草野秋彦
  • 警視庁公安部長・木崎靖夫(演:山口嘉三
  • 警視庁公安部・足立刑事
  • 森本刑事
  • 連続企業爆破グループ「5月のバラ」
    • 末永久
    • 川村繁之
    • 渡辺えり
扇澤延男 小西通雄
7月21日27お話し植物の秘密 鷺山京子 小笠原猛
7月28日28急げ! 命の母艦 杉村升 三ツ村鐵治
8月4日29子供帝国の反乱 山田隆司
8月11日30神様はつらいよ
  • 犬山タケヨシ(演:小野寺丈
  • 新興宗教はっぴぃかむかむ教祖・梅沢トミ
  • 深海作業用スーツ
扇澤延男 小西通雄
8月18日31彼女は夢の未来車(カー)
8月25日32警官殺人を追え! 高久進 小笠原猛
9月1日33勇者が涙を流す時
  • 滝田公平(演:村上弘司
  • 土居功介(演:広瀬匠
  • 土居の手下
    • 刀川博之
    • 小平和仙
    • 湯浅達雄
  • 高性能爆薬RX-54
宮下隼一
9月8日34新英雄(ニューヒーロー)九州へ! I 杉村升 小西通雄
9月15日35新英雄(ニューヒーロー)九州へ! II
9月22日36誘拐犯は隊長!
  • 木田博士(演:宮田光
  • 江口恵子
  • マインドコントロールコンピューター
三ツ村鐵治
9月29日37哀しいヒットマン 宮下隼一
10月6日38死をささやく悪霊 高久進 小笠原猛
10月13日39夢を届けた宇宙人 鷺山京子
10月20日40英雄(ヒーロー)に罠をかけろ
  • 高岡隆一
  • 今井浩司(演:大滝寛
  • 静電気吸収装置
杉村升 三ツ村鐵治
10月27日41激突!高速マシン 増田貴彦
11月10日42グラブに誓う復讐 宮下隼一
鈴木康之
小西通雄
11月17日43二つの顔を持つ女 杉村升
11月24日44コソ泥と老博士
  • 庄村博士(演:名川貞郎
  • 坂田収(演:遠藤靖
  • 村瀬
  • 島崎
  • 超念動ヘッドギア
扇澤延男 小笠原猛
12月1日45標的は小さな証人 宮下隼一
鈴木康之
12月8日46天才瞬間製造器 杉村升 三ツ村鐵治
12月15日47脱線! 占い捜査隊 扇澤延男
12月22日48今日もいないパパ 鷺山京子 小西通雄
12月29日49大好き! 悪い子 杉村升
浅附明子
1992年
1月5日
50希望を生んだ魔犬 石山真弓
宮下隼一
小笠原猛
1月12日51特救・解散命令! 杉村升
1月19日52特救・爆破命令!
  • 高岡隆一
  • 中井誠一
  • 中井勇
  • 佐藤和也
  • 時限爆弾
小西通雄
1月26日53また逢う日まで
  • 高岡隆一
  • 中井誠一
  • 中井勇
  • 佐藤和也
  • 憎しみのプログラム

視聴率 編集

  • 平均視聴率:12.2%(メタルヒーローシリーズ歴代5位)
  • 最高視聴率:16.1%(メタルヒーローシリーズ歴代6位)

ビデオリサーチ調べ、関東地区

主な放映ネット局 編集

ファミコンゲーム版「特救指令ソルブレイン」 編集

特救指令ソルブレインは、1991年10月26日に、ファミコンアクションゲームとして発売されている。発売元はエンジェル、開発元はナツメ。なお、ファミコンゲームとなったメタルヒーローは本作のみ。

このゲームは、1991年10月に NES 用ソフトとして発売されたナツメの横スクロールアクションゲームシャッターハンド』 (Shatterhand) のキャラクターを差し替え、若干の難易度調整を行って、急遽ソルブレインのゲームに仕立て上げたものである。『シャッターハンド』は、両腕を機械に交換したマッチョマンのハーマンが、迫り来る敵や飛んでくる銃弾を素手で倒してゆくという内容。

ストーリー
特装救急警察ソルブレインが正式に発足する以前、ある日、街が謎のロボットによって占拠された。警官隊を動員しても鎮圧不能と判断した正木本部長は、西尾大樹に出動を命じた。だが、ヘビータイプのソリッドスーツ・ソルブレイバーはまだ調整中であり、一切の武器はまだ装備されていない。苦戦が予測されたが、大樹はソルブレイバーにプラスアップするとロボット兵士に戦いを挑んだ。この謎のロボット達の黒幕は、人工知能により意志を得た攻撃型ロボットであった。彼の目的は、サイボーグ兵士を操って核ミサイルを発射させ、あらゆる生物を死滅させて地球をロボットだけの惑星にすることであった。彼らの野望を打ち砕くべく、ソルブレイバーはこの任務のために作られた特殊兵器と共に、未知なる強敵に単身立ち向かっていくのだった。

その他 編集

番組放送中に発売されたCD「特救指令ソルブレイン 音楽集」は、組曲方式として収録されている。これは、劇伴のV1~V11をメインテーマ、M1~M64が通常のMナンバーとして構成されたもの。ただし、Mナンバーの記載はなかった。2007年4月に「特救指令ソルブレイン オリジナルサウンドトラック」が発売され、ほぼ全ての楽曲が収録されている。なお、一部の劇中音楽は次作『特捜エクシードラフト』でも使用されている。

映像ソフト化 編集

ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)はヒーロークラブの1巻が東映ビデオより、SVSの2巻がバンダイよりリリースされている。

  • 『特救指令ソルブレイン 1 出動!スーパーレスキューポリス』:1991年5月24日発売。第8話の再編集版。
  • 『特救指令ソルブレイン レスキューポリス大作戦!』:1991年4月24日発売。第1話・第2話,前作『特警ウインスペクター』の第48話・最終話が再編集されており、内容はウインスペクターからソルブレインの引き継ぎを兼ねたものとなっている。
  • 『特救指令ソルブレイン 帰って来たスーパー刑事!』:1991年7月24日発売。第21話-第23話の再編集版。
  • 2010年10月21日から2011年2月21日にかけて前作『特警ウインスペクター』に続きテレビシリーズとしては初ソフト化となるDVDが発売された。全5巻で2巻までが10話、3巻以降が11話収録。また、最終巻には次回作であるエクシードラフトの新番組予告も収録されている。

漫画版 編集

脚注 編集

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. ただし『重甲ビーファイター』はレギュラー放送された全51話に加え前後編の特別編2本と劇場版が制作されているため、シリーズの作品制作回数では『ソルブレイン』を凌いで『ビーファイター』が最多となる。
  2. 月刊トイジャーナル調べ。なりきり系玩具は売れたがヒーロー人形やSS-1等マシン類は不振だったとのこと。
  3. O.S FACTORY -前田浩 プロフィール-インターネット・アーカイブ内)
  4. 4.0 4.1 テンプレート:Cite web

関連項目 編集

マツダ ペルソナ
色はグレイスフルレッドマイカというワイン系。
おもに正木が乗る捜査用覆面パトカー。
トヨタ カムリ ZX (SV32)
色はダークブルーイッシュグレーマイカという紺系。
おもに増田が乗る捜査用覆面パトカー。
また、後作エクシードラフト、ジャンパーソンでも使用されている。

外部リンク 編集

テンプレート:前後番組 テンプレート:メタルヒーローシリーズid:Tokkyuu Shirei Solbrain nl:Tokkyu Shirei Solbrainth:คำสั่งฉุกเฉินพิเศษโซลเบรน

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